祖母由来のミトコンドリアDNA
父親との話す場面
父親とかなり話す機会ができたもんで。
その前は父親とはあまり話してもね。
話が長続きしないし、まあ、なんていうんですか、ちょっと反抗期の延長と言いますか、まだ大人になっていない自分を発見したりもんですが。
父親と喋ってるとなんかこう、身内だからちょっとお腹が立ってくるみたいなところがあって。
深い話するのを避けてたんですけど。
母方の祖母のお話
今まで知らなかったことで、深く考えた話が一つありまして。
実はそれは祖母の話です。
父方の祖母でなくて、母方の祖母の話なんですが。
母親から聞いてる分と父親から聞いてる分っていうのが、混合されて私の知識になってるんですけど。
今回はまた、えー!そんなことだったの?っていうのを聞いたんで。
うちの親の世代っていうと、うちの父も戦中生まれですし、母も戦中生まれですし、話がちょっと複雑な時代なんですよね。
ちょっと煙巻く部分があっても、そこはご了承ください。プライバシーの問題もありますね。
祖母のスケート選手としての経歴
前から聞いてたのは、うちの祖母、母方の祖母はスケート選手だった。
スケート選手って珍しいですよね。
だって大正生まれだからね。かなり珍しいんですね。
どこでかって言うと、もちろんできる場所っていうのは限られてるんですが。
うちの祖母は満州生まれなんですね。
当時は満州国でしたから。
ぼんやりした話しか聞いてなかったんだけど、そんなもんじゃなかったという事なんですね。
満州国代表の、言ってみりゃね、全日本選手権みたいに出てるみたいな選手だったみたいなんです。うちの祖母が。
それは今回初めて知ったんです。
うちの父からの話で。
今まで、我が家は運動ができない奴は、ろくな奴じゃないみたいな感じの雰囲気が漂ってたんで、私もしょうがなく運動を頑張ったんですけど。
どうも自分は向いてないずっと思ってたんです。
それでも私、アルペンスキーではインターハイには出たんですよ。
そんなこともるだけど、弟の方がすごくてね。弟はインターハイ優勝だからね。
レベル違いはあるんですけど、うちの父も陸上競技の短距離で国体選手だったみたいなんですね。
まあ、そのぐらいのレベルの運動スキルがあったんで。
てっきり、運動選手としての才能はほぼ父親由来と思っていました。
母は文学部だし、文学少女みたいな感じで思ったんですよ。
ところが、母の方にもありましたと。
母方の祖母が、今で言えば全日本クラスのスピードスケートの選手だと。
正直、ぶっ飛んだ。
うちの家系のナンバーワンアスリートは、うちの祖母じゃないかと。
祖母から母に遺伝しているという要素は何かというと、ミトコンドリアDNAですね。
細胞内器官であるミトコンドリア。
このミトコンドリアDNAというのは、女性遺伝由来で男性から女性に遺伝することはない。
ミトコンドリアDNAの断絶
母親から遺伝しているミトコンドリアは、私で打ち止めになる。
弟の方にもあるけど、私の弟で打ち止めです。
ミトコンドリアDNAはここ断絶している。
私の祖母が産んだのは、母と叔父なのでここで断絶です。
全日本クラスのスピードスケート選手だった優秀なミトコンドリアDNAは、私と弟のこの代で断絶です。
そんなことで、私と弟がある程度運動できた一つの理由は、父親の神経的な遺伝があるということ。
一流アスリートの祖母から遺伝してきたミトコンドリアは、母を経由して私らに繋がってきた。
相当優秀なミトコンドリアDNAだった。
ということで、変な感動をした話でございます。
00:01 アキマスターTV 00:12 父親との話す機会 00:54 祖母の話
02:11 祖母のスケート選手として経歴
06:08 ミトコンドリアDNAの断絶
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