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仮想通貨詐欺の新たな手口:返金を装った二次詐欺にご注意!

はじめに

最近、仮想通貨を利用する方々が増える一方で、詐欺の手口も巧妙化しています。今回は、私が実際に受けた「返金を装った二次詐欺」の事例を通じて、同様の被害に遭わないための注意点をお伝えします。


実際に受けた連絡内容

私は過去に仮想通貨詐欺で約220万円相当のビットコインをだまし取られたことがあります。その件について、ある日「香港の弁護士」と名乗る人物から以下のような電話を受けました:

  • 連絡の内容

    • 「仮想通貨詐欺の犯人が逮捕された」

    • 「被害者リストにあなたが載っており、返金対応を進めている」

    • 「返金額の10%を手数料として支払えば、早期に返金を受け取れる」

    • 「通信には匿名性の高いシグナルを利用してほしい」

    • 「早い者勝ちで手続きを進める」と急かされる。


なぜ詐欺だと判断したのか?

  1. 返金手続きに手数料を要求

    • 正規の返金プロセスでは、手数料を被害者に請求することはありません。

    • 前払いを求めるのは詐欺の典型的な手口です。

  2. 匿名ツールの使用を要求

    • 信頼できる弁護士や機関は、シグナルのような匿名性の高いツールを使うことはありません。

  3. 急かす対応

    • 「早い者順」という言葉で焦らせるのは、冷静な判断を妨げるための詐欺師の常套手段です。

  4. 公式機関からの連絡ではない

    • 本当に犯人が逮捕されていれば、警察や検察などの公式機関から文書や正式な連絡があるはずです。


仮想通貨詐欺の新たな手口に注意

このような詐欺は、被害者の心理につけ込んで二次被害を狙うものです。最近では以下のような手口も報告されています:

  • 投資詐欺に関する「調査会社」からの連絡

    • 「あなたの被害を回復するために調査を進めている」という名目で金銭を要求。

  • 偽の捜査官や弁護士を名乗る

    • 犯人の逮捕や返金対応を装い、被害者を信じ込ませる。


被害に遭わないためのポイント

以下の対策を徹底してください:

  1. 連絡が来たら冷静に判断

    • 前払いを求める話は一切応じない。

    • 公式機関や正規の弁護士からの連絡かを確認。

  2. 不審な連絡は無視

    • 返信や対応を行わず、情報を渡さない。

  3. 警察や消費者センターに相談

    • 受けた連絡内容を記録し、相談機関に通報してください。

  4. 情報を共有

    • SNSや知人に情報を広め、同様の被害を防ぐ。


関連リンク

仮想通貨詐欺や対策について、以下の記事もご参照ください:


おわりに

仮想通貨の利用は未来の可能性を広げるものですが、その裏には巧妙な詐欺のリスクも潜んでいます。私の体験が少しでも参考になり、皆さんが被害を避けられるよう願っています。

詐欺に関する情報やご意見があれば、コメント欄でぜひ共有してください。

#仮想通貨詐欺 #デジタルリスク #ビットコイン #金融リテラシー

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