たった1ヶ月で2億円稼ぐ中国のライブ配信者

フリーランスとして誰もが活躍する時代はそう遠くないかもしれません。

その中でもライブ配信者という職業も立派な働き方になっていくことでしょう。

今回は、ライブ配信先進国:中国 のトップライブ配信者がどのくらい稼いでいるのかを見ていきます。

(引用元:iResearch)

月に1億円なんて当たり前。トップ配信者の実力

上図は、2017年3月に中国のライブ配信者がどのくらい稼いだのか、を説明しています。

ひだり図が2017年3月でのライブ配信での収入ランキングです。

ちなみにライブ配信での収入とは、ギフティング(=いわゆる投げ銭)によるものです。街でパフォーマンスしている大道芸人に投げ銭する行為をライブ配信上に移したのがギフティングです。

早速、2017年3月のランキングTOP3を見ていきましょう。

第1位

売上:1,270万元=2億1,590万円

平均視聴者数:10.2万人

第2位

売上:953万元=1億6,201万円

平均視聴者数:2.7万人

第3位

売上:857万元=1億4,569万円

平均視聴者数:4.5万人


なんと1位の方は3月だけで2億円の売上を叩き出すという、驚異的な力を持っています。

また、2位の方と3位の方は平均視聴者数では、3位の方のほうが2万人近く上回っています。

しかし、2位の方のほうが売上が高い=ギフティングされた量が多いのです。これは、よりたくさんギフティングしてくれる視聴者にターゲットをしぼり、効率的にギフティングされる仕組みを作れていると言えます。

売上の全額が配信者に入るわけではない?!

ギフティングの売上が2億円を超えているトップの方は、月収が2億円あるというわけではありません。

ライブ配信アプリのマネタイズは、ギフティングの手数料を取っていくところがポイントになっています。

そのため、以下3点を引いた額が配信者の手元に入るのです。

・アップル税(中国では、アプリのマーケットが違うので一概には言えない)

・ライブ配信アプリが抜き取る手数料

・配信者が所属する事務所が抜き取る手数料

結局ギフティングの総量のうち、約20%程度が配信者の収入となります。

月に2億円稼ぐ配信者の場合でいくと、月収は4000万円ほどになりますね。

年収に換算してみると、4億8,000万円・・・・。

夢のある世界です。


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