ある世代のカラオケ魂を揺さぶりまくるアニメ『ReLIFE』
『ReLIFE』(リライフ)というアニメをご存知でしょうか。
ある出来事がきっかけで失業し、人生に行き詰まっていたアラサーが、社会復帰プログラム〝リライフ〟に臨むというストーリー。
見た目だけ10歳ほど若返る薬を飲み、1年間の高校生活を送っていきます。
悩みを抱えるクラスメイトたちと関わることで、次第に明るい表情を取り戻していく主人公。
そんな中で芽生えた、友情。そして、恋。
しかし、このリライフ生活を終えると、関わった人たちの記憶から主人公の存在は消去されることになっているんです。
つまり、自分は相手のことを覚えていても、相手は自分のことを忘れてしまう。好きだという気持ちを伝えても、全て空白になるわけです。
葛藤の末に迎えたリライフ最終日。はたして、物語の結末は……?
Netflixで見かけて、設定がおもしろそうだったので視聴した作品です。
原作はWEB漫画で、単行本は全15巻。アニメ化されたのは2016年と2018年ですね。評判を検索してみると、アニメより原作を推す声が多いでしょうか。
でも、僕はあえてアニメを推したい!
というのも、アニメならではの楽しみ方があるからです。
それはエンディング曲。
実はこの作品、回ごとに曲が変わるんです。
お気付きでしょうか。全て2000年前後にリリースされた曲です。これは主人公が「MD世代」という設定があるためです。
Netflixってエンディング曲をスキップできる機能があるんですが、この作品ではそれを使わなかった。これはある世代には確実に刺さる、巧い演出だなと思いましたね。
特に第16話。
クリスマスのエピソードなんですが、あの流れで「まわれ、まーわれ🎵」とかかった瞬間、僕のテンションは爆上がりしました。
急激によみがえる『ロンバケ』の記憶。瀬名と南。
ひょーーーーーーーーーー😆
伝わりますか、この気持ち。ひょーーーーーーーーーー😆
そして、僕はいま……、
猛烈にカラオケで歌いたい笑