![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59421597/rectangle_large_type_2_fc8763b6483665fb93973211d18e5ad8.jpg?width=1200)
夏の終わりにゆったり聴きたいオーガニックハウス。最新のクラブミュージック5曲をピックアップ 今週のレコメン 2021/0821
今週は近年注目を集めるOrganic House (主にジャンベやハンドパンなどの打楽器やストリングスを用いたBPM120前後のオーガニックなサウンド主体のハウスミュージック)やMelodic Houseを中心にゆったり目の曲をピックアップしています。
Organic HouseやMelodic Houseは近年ヨーロッパを中心に盛り上がりを見せているディープミュージック系のジャンルで、パーティーミュージックとして魅力があるのは勿論なのですが、ラウンジやアウトドア、または生活の中で聴いていても疲れない曲が多く、屋内での生活が増えてきた昨今において特に注目を集めているジャンルと言えるのかもしれません。
私自身、ここ数年はこの辺の音をウォームアップや朝方のDJでプレイする事が多いのですが、HouseやDeep Hosue、Progressive Houseとも併せやすい音でとても気に入っています。
Nōpi - Birch Road (Original Mix)
[Kiksuya Records]
圧倒的な質感と多作さでAnjunadeepやProton, Monstercat Silkなどを含む主要なOragnic ~ Progressive Houseのレーベルから曲を出しまくっている人気プロデューサーNōpi。
2020年にスタートしたばかりのOrganic HouseレーベルKiksuya Reordsからリリースされた新作EPには2曲が収録されており、特にタイトルナンバー "Birch road"は柔らかめのパーカッションとストリングスがマッチしたNōpiサウンド全開の気持ちいい曲となっています。
Wassu feat. Lumynesynth - Awaken (Original Mix) [TOR]
AnjunadeepやMonstercat Silkなどからのリリースで活躍中のWassuによる新作EPはディープミュージック系の人気レーベルWhen We Dip XYZが昨年興したレーベルTORから。
Nōpiとのコラボ " Believe in Us"やPhonic Youthをボーカルに迎えた切ない歌物のタイトルナンバー"Escape Alone"と良作揃位の素晴らしいパッケージ。
特にLumynesynthとの"Awaken"は極上のモーニングトラックになっています。こういう音楽を聴きながら一日を始めたい!
Elliot Moriarty, Hattie Snooks - Follow the Tide (Nico Morano Dub Remix) [Flug Lab]
南米のプロデューサーを中心に良質なOrganic Houseを送り出し続けているレーベルFlug Labの最新作がリリースされました。
近年売り出し中のプロデューサーElliot Moriartyとミステリアスな声が魅力的な女性シンガーHattie Snooksによるコラボ作 "Follow The Tide"は先に紹介したWassuによるRemixの人気が高いですが、私の一推しはNico MoranoによるDub Mix。
ボーカルがない分、ピアノの美しさが際立ちますし、長さ的にもDJで使いやすいバージョンですね。特にこのピアノのフレーズは耳に残ります。
Sultan + Shepard - nCTRL (Lane 8 Remix)
[This Never Happened]
週に2~3曲とかなりのペースながら毎回とんでもなく質の高い曲をリリースし続けるThis Never Happenedより人気アーティストSultan + Shepardが今春発表したアルバム"Something, Everything"のRemixes EPが登場。
4人の人気アーティストがそれぞれ個性の光るRemixを提供しているのですが、中でもレーベルオーナーLane 8によるRemixは秀逸。
ややテクノ寄りのトラックに原曲のアトモスフィックなシンセフレーズが映えるMelodicチューンにリメイクされており、これはパーティーでも盛り上がりそうな曲ですね。
Above & Beyondも自身のラジオショーAbove & Beyond Group Therapyでプレイしていましたが、This Never Happnedレーベルの新曲はほぼ毎週のようにABGTでフォローされていますね。
Jody Wisternoff - Out of Reach (Anton Make bootleg)
[White]
Way Out WestのプロデューサーでAnjunadeepの看板DJとしても活躍するJody Wisternoffの2012年の名曲 "Out Of Reach"のBootlegが発表されました。
手掛けたのはProton Music系やMango Alleyで活躍するロシアのプロデューサーAnton MakeでOrganic系からDeep Progressive辺りまで幅広くサポートできる絶妙なテンションのRemixとなっています。オフィシャルからリリースされていてもおかしくない位のクオリティー。
SNSフォローなどの手続きは必要ですが、Soundcloudの本人のページからフリーDLが可能です。DJ用やファイルが欲しい方は是非!個人的に同アーティストのLostep - BurmaのRemixもかなりお薦めです。(こちらもフリー)
お知らせ
明日8月22日の夜は私達のパーティーAnalog Journeyの配信をTwitchとLine Liveで行っております。毎月第2、第4日曜日の夜21時から。
ゲストDJにはOtographic Musicの主催で8月27日に"Sound Of Sorrow"と"Firespark" のリリースが待ち望まれているKenji Sekiguchiが登場。
ファンの方には嬉しいサプライズもありますのでどうぞお楽しみに!
今回の記事で紹介した曲も放送内でプレイしています。詳細はこちらから