最新のクラブミュージック5曲をピックアップ 今週のレコメン 2021/0703
今週もジャンルを超えて初夏の雰囲気に気持ち良い音の曲をピックアップしました。
今週はVolen Sentirの最新曲を含むOrganic House系の話題盤、BT & Matt Fax - 1AM in ParisのNew Remix、Claes Rosenによるエモすぎるトラックなど盛りだくさんでお届けします。
Volen Sentir - Le Saint Graal
[Ruvenzori]
Shanti Radio Moscowをはじめ、Lost & FoundやAnjunadeep, All Day I Dreamなどシーンの人気レーベルからヒット曲をリリースし続けているVolen Sentirの最新作。海に沈んでいく夕陽を思い起こさせるようなドラマティックな展開がこれからの季節にピッタリな1曲となっています。
Volen SentirのプロダクションはChicaneやJody Wisternoff(または近年のWay Out West)辺りの音が好きな人にとっては今世代の象徴的存在ですね。
Amonita - Milky Way
[Peace Symphonies]
今春発売されたGorje Hewekの最新アルバムでのコラボやAnjunadeep、All Day I Dreamからのリリースで注目を集めるFemale DJ Amonitaの新曲がShanti Radio Moscowのサブレーベル"Peace Symphonies"からリリース。
新曲"Milky Way"はタイトル通り煌めく星々のような美しいシンセパッドとストリングスが織りなす壮大な1曲です。
Amonitaの作る曲は全体に朝向けの気持ちが良いトラックが多く、綺麗目のDeep HouseやOrganic Houseを探している方にお薦めしたいアーティストです。
BT & Matt Fax - 1AM in Paris
(Paul Thomas & Dylhen Remix)
[Blackhole Recordings]
2020年夏にリリースされたBTのアルバム"The Lost Art of Longing"にも収録されていたBTとMatt Faxのコラボチューン"1AM in Paris"のRemixがリリースされました。
Ultraviolet系をはじめ、Deep Tranceシーンで人気のPaul ThomasとDylhenによるRemixはオリジナルの美しいピアノのメロディーをよりトランスに寄せていったアトモスフィックな曲調。OriginalよりもBPM自体は遅いものの、疾走感のあるベースから原曲よりアップテンポに感じるパーティー向けのRemixですね。
BTとMatt Fax、年齢が親子ほども離れた関係性なのですが2018年のコラボ以降、世代を超えて素晴らしい曲を世に送り出し続けていて尊敬しかないですね。
DJ Licious feat. Jae Hall - Roots
[Shomi]
ベルギーのハウスDJで自身のレーベルShomiを運営するDJ Liciousの新曲 "Roots"はElectro HouseやEDMのDJ達を中心にサポートされている夏を先取りしたハイテンションな1曲。
Ferry Corstenがラジオショーの冒頭でプレイしていて耳にした(FerryのResonation RadioはHouseやProgressive Hosueからスタートしており、私自身好きな曲が多いですね!)のですが、もしもFerry CorstenとJaytechがコラボレーションしたらこんな感じの曲を作るのではないか?という印象。
彼らのファンにはとても刺激的な音だと思います。
Claes Rosen - Vivid Lights
[Monstercat Silk]
Monstercat SilkからリリースされたClaesの最新作"Vivid Lights"はディスコ的な80's エレクトロのフィーリングが特徴的な彼らしいEPからのトラック。
そのあまりにも甘すぎて心揺さぶられる展開は本当に魅力的。パーティーや一日の終わりにこういう曲を聴いて終わりたいものです。
今週のお知らせ
Analog Journeyの最新アーカイヴと今月の予定を更新いたしました。
新曲紹介でピックアップしている曲などもプレイしておりますので是非!
詳細はTwitter(放送時間帯にリアルタイムで投稿してあります)などからも。
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