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夢女子の始まりについて

こんばんは、相変わらず夢小説への愛が冷めやまない女です。

先日いつ自分が夢小説に目覚めたのか…という話を夢女子の方とお話しましていくつか発見があったのと、単純に自分の備忘録として書きなぐりたいと思います。

赤裸々にお話すると私が“夢小説”という文化に出会ったのは小学5年生のころ。学校では鋼の錬金●師が流行していていました。少し脱線しますが私の父は古き良き厳格なタイプだったので「漫画は子どもが読むもの。小学校高学年にもなって漫画に夢中になるのはおかしい。異端だ。」などと言われておりましたがこんなに元気に漫画やアニメに生かされる大人になりました。
人の親になるって大変ですね。でもこんなに元気だから安心してほしい。
安心してほしいよ、パパ。そのころから私は某焔の錬金術師に恋をしていたわけですが、まだこう、なんですかね“ネタ”だったんですよ。アイドルが好き、とか、その延長線。友達と話す時に必要じゃないですか、好きなものの話。

その当時、じわじわと流行り始めていたインターネットという文化。ませた子はブログを始めたり、アバターを作って遊んだり(AMIGO CHATって覚えてます?)…未知の世界に夢中になりましたね。そこでわたしはやるのです。“ググる”のです。彼の名前を。

好きな漫画のキャラをググる

性格には「ヤフる」だったかもしれません。「キャラの名前 
イラスト」「キャラの名前 かっこいい」…どうですか?…夢小説の、
匂い、してきましたね。

そう、二次創作の始まりはイラストでした。インターネットに散らばっている素敵な二次創作のキャラ。まるで宝箱をあけたような感覚でしたね。そして私はあるサイトに出会います。それが「キャラクターbot」でした。名前は定かではありませんし、おそらくもうこの世に存在しないと思います。簡素なページの真ん中にキャラクターの顔イラストと質問スペース?がぽつり。
おそるおそる質問します(もちろん一本指のタイピングで)。

“こんにちは”
“こんにちは、いい天気だね。”

最初はそんな質問をしたと思います。頭の中では『ああ、これあれと同じだ。ハローキティのポップコーンマシーン』に似てる。と思ったのを覚えています。自分の選択肢(質問)に沿ってシンプルなメッセージがかえってくるあたりが。

…小学5年生。もちろん恋にも愛にもじわじわと興味が湧き出てくる年齢。私の質問はエスカレートします。また脱線するのですが、小学生の頃って好きな男の子と隣の席とかになりたいじゃないですか。私、そのへんの妄想もすごくて、一日中もんもんと好きな男の子とどうやったらキスできちゃうんだろ、へへへ、みたいな妄想が人より色濃い気色悪い人間だったのも相まって「夢小説」という文化とバチコンうまく結合したかもしんないです。

“私のこと好き”
“もちろん、好きだよ。君は素敵な女性だ”

そんな返答だった記憶です。動かない1枚の絵。ローディングが終わった後に表示されるごくごく単調な文章。…しかしそのページは小学5年生の私の心に突き刺ささりました。

そんな素敵なキャラクターbotで遊んびながら、失礼、遊ばせていただきながら子どもながらの発想で縦横無尽にインターネットを駆け回っていると、BLという文化に出会います。あ、BL文化と夢文化の比較…みたいなものはカロリーが高すぎるのでまた別途更新する予定です。

ちょっとここが人とは違う…?かもなのですが、まあ、親のPCを使って見ているわけなので親が背後にいたりするんですよね。親に「うわァ」みたいな顔をされたくない私は、BLのイラストではなく小説を読む事にしたんです(未熟ですね)。数々の素晴らしい小説を漁っているうちに…

…出会ってしまうんです。「名前を入力して下さい」というあの小窓に。

名前を入力して下さいというあの小窓

今思いだすとすごく可愛いんですけど、最初“個人情報を抜き取られるんじゃないか…”という恐怖が先行して自分の名前は入力せずに「○○ちゃん」みたいなニックネームを入れたのを思い出しました。so cute.
はじめて読んだ小説はエ●ヴィーだった気がします。ええ、墜ちましたとも。しっかりと彼にね。しかもその夢小説はわりとシブい内容で、キャッキャうふふ…なものではなく豪雨の中で殺されかけるのに愛が芽生えて…最後にほっぺにチュ、だけする。みたいな、はたして本当に小学生が摂取していい栄養だったのか不明なんですけどしっかりと小事に。まあ一つ鮮明に覚えているのがちょうどその小説を読んでいる日に母親に見つかってしまい、「見せなさい(正論)💢💢💢」みたいな感じで強引に見られてしまい「…(砂のような表情)」という家族の一コマがありました。

お母さん、ごめん。今でも私はずぶずぶに夢女子です。残念!


まあ、以上…私の夢小説への出会いでしたと。
これは余談なのですが、せっかくなら企画なんかやっちゃおうなんて
調子に乗ってます。夢女子(闇属性)の皆さんいがもし見てたらぜひぜひご参加ください〜!

(仮)不穏夢企画



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