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DJってなに?

こんにちは、hidemiです。
私は都内を中心にDJ活動しています。

前回の記事ではどうしたらDJになれるのか?DJのはじめ方についてお話ししました。DJに興味がある方に参考になると思いますので是非。
DJに興味はあるんだけど、その前に、、、

『そもそもDJってなにしてるの?』

そんな方も多いと思います。

これもよく聞かれます。今回はDJが何をしているのかについてお話ししていきます。

ギラギラのクラブのフロア、
少し高い場所にあるブース、
沢山のボタンやツマミのついた複雑な機材、
それらを前にしてお客さんを盛り上げるDJ、
何をやってるかは分からないけど、カッコイイ!!

そう、DJがどんな作業をしているかまでは知らない人がほとんどです。
よく知らないはずだけど、皆さんイメージは持ってるんです。多くの人はキュッキュッと擦る、スクラッチのジェスチャーや、フロアをマイクで煽るジェスチャーでDJを表します。これ、間違いではないんですが、DJのごくごく一部に過ぎません。
なので「DJってこんな風にやるんでしょ!」てこのジェスチャーをしてくる人は、実はDJを知らない人ですw

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DJは音楽をセレクトして掛ける人

DJさんと言うと、アーティストのバックDJとして音楽番組にチラッと映るあの人や、クラブでフロアを盛り上げているあの人、世界の音楽フェスで何万人を熱狂させているあの人など、様々なイメージがあると思います。

よくスクラッチしてラップすることをDJと思われますが、スクラッチはあくまでリズムを刻み、音を変化させる1つの技法であり、ラップでフロアを煽るのはDJでなくラッパーです。
また、その技法や、ラップが活かせるジャンルは音楽の中のごく一部のものです。

では、多くのDJは、あの手元で何をしているのか。

DJがセレクトしている楽曲の多くはダンスミュージックと言われます。ダンスをさせる曲です。DJはフロアのお客さんをリズムにノラせて踊らせ続けます。
でも、楽曲はそれぞれテンポも、リズムも、キーも、雰囲気も違いますよね。その違いを違和感なく、途切れさせずに、スムーズに繋ぐ作業をするのがDJの仕事。これがミックスです!

DJの醍醐味、ミックスとは

ヘッドフォンの中では外(フロア)に流れている曲と次にセレクトした曲を聴くことができ、2曲をぴったり合わせる準備をします。
フロアを見て、雰囲気を感じ取り、その場に適した曲をセレクトし、キーを考え、テンポを合わせ、リズムを崩すことなく音楽を掛け続けています。
さらに、ミックス中は曲と曲が重なり合うため、ただ単に重ねてしまうと音が増幅して煩くなってしまいます。煩くならないよう音を調節する必要もあるんです。

心地よさをキープして、ノリやすいグルーヴを作れるかどうか、また、フロアのお客さんの雰囲気を感じ取り、その場に適した曲をセレクト出来ているかがDJの良し悪しの差です。
そのため、DJさんはプレイ中ずっと、頭をフル回転!作業も実は繊細なんですよ、意外だったでしょうか。
よく片耳にヘッドフォンを当てているイメージがありますが、常に外(フロア)の音を確認する為です。外の音、今の曲、次の曲、の3種類の音を脳内で擦り合わせているんです。(機材によっては“今の曲”が聴けないものもあります)

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最後に

私もお客さんから、プレイ中に話しかけて頂くことがあるのですが、ほぼ会話は聞き取れません汗、プレイ中はかなり集中していますので終わった後に話しかけてくださると嬉しいです。
現在、DJの活躍しているシーンは少しずつ広がっています。
クラブやフェスだけでなく、カフェやバー、ホテルのラウンジ、企業のPRイベント、レセプションパーティー、あるいは結婚式など様々なシーンで音楽をセレクトしています。チャラくて煩いイメージを持たれがちなDJですが、しっとりとした大人っぽい場面でもDJさんは活躍しています。
皆さまのお目にかかれる日もこれから益々増えていくと思います。是非、その際はこの話を思い出してみてくださいね。またさらにご興味を深めてもらえましたら嬉しいです。

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