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DJ用楽曲の集め方

こんにちは、hidemiです。
私は都内を中心にDJ活動しています。

前回までの記事で、DJって何してるの?DJってどう始めるの?についてお話ししてきました。

今回は実際のプレイに向けてもう一歩進めてお話しします。

コロナの影響でしばらく自粛期間が続いていました、その間に「機材を買いました!」て人が増えているのを知っていますか?ホームユースのDJ機材がかなり売れているそうです。

さあ、いよいよプレイするぞ!という人に是非、DJがプレイするための楽曲を集める方法をご提案していきます。

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楽曲の集め方

曲なんて元々いっぱい持ってるよ!という人もいると思います。
ご自身のiTunesに入っている曲でもいいのですが、曲のビットレートって気にしたことありますか?
ビットレートとは、音楽データのデータ量を数字で表したものです。この値(kbps)が高ければ高いほど高音質になります。
しかし、データ量が大きいまま保存するとその分PC内の容量をくってしまいますよね、なので基本的にはデータを圧縮して保存するようになっています。CDをiTunesに取り込む際、そのままの設定では128kbpsと低い値で読み込んでしまうのです。是非お待ちの曲をチェックしてみてください。
DJさんがプレイするのに適したビットレートは320kbps、このくらいの質を確保した方がベストです!音源をデータ化する前に必ずビットレートの設定を変更しておきましょう。

今の多くはデジタルフォーマットで楽曲を保存、管理してDJしますので高音質な音源データを買うことが大切です。無料だからって違法サイトから質の悪い音源なんてダウンロードしちゃダメですよ。
DJがプレイで使える音源が買えるサイトがいくつかありますのでご紹介します。

①Beatport

LiveStyle(en)によって運営される有料オンライン音楽配信サービス、最大手のサイトです。日本語対応、クレジットカードで購入可能、1曲あたりの価格は条件によって分けられています($1.49〜$2.49)
フォーマットは320kbpsにエンコードされたMP3、または無圧縮のWAVかAIFFのいずれかを選択できます。
私はここで買うことが一番多いです。とても見やすいサイトです。頻繁にセールしているので、買い物カゴに貯めておいてセールのタイミングで買うというDJさんも多いです。
ジャンル毎のトップランキングがあり、流行がわかりやすいのでとりあえずここをチェックします。ただ、最大手のサイトなのでメジャーレーベルが上位を締める傾向があります。よって、『自分だけが知ってるカッコイイ曲』はなかなか掘り出しにくいです。


②traxsource

こちらはアメリカの有料オンライン音楽配信サービスサイト、こちらも有名なサイトです。
フォーマットはWAV、AIFF 、MP3から選べますがWAVとAIFFは少し金額が高くなるので注意。こだわる人は無圧縮のWAVを買っていますが、個人的には320kbpsのMP3でよいと思います、PCの容量を抑えるのも大事ですしね。
クレジットカード、Paypalで購入可能です($1.49~$3.74)
使い方は、ジャンル毎のランキングがある点などBeatportに近いですが、こちらの方がハウスミュージックに特化しているイメージです。


③DJcity

こちらもアメリカに本社を置く、音楽配信サービスサイトです。DJCITY JAPANが設立されているので日本語対応はばっちり!フォーマットは320kbpsにビットレートにエンコードされたMP3です。
このサイトの最大の特徴は、90日間11000円の『定額制』というところ、他のサイトではほとんどが一曲単位で購入するのに対し、DJcityでは90日間ダウンロードし放題です。支払い方法は、クレジットカード、コンビニ決済も可能です。
ジャンルはヒップホップ、R&B、エレクトロ、ダブステップが主になる為、他のサイトよりもジャンルの幅が狭い印象です。しかし、ヴォーカルが入っていないベースの音だけのバージョン(インスト)や、アカペラバージョン、汚い言葉が入っているDirtyバージョンと、汚い言葉が入っていないCleanバージョンなど、ひとつの楽曲に対してそれぞれバージョンが豊富にあります。
また、マッシュアップバージョンや、曲の中でBPMが変化するTransitionバージョンがあるのも良い点です。プレイスタイルの幅は格段に広がると思います。
個人的にはハウス、テクノが少な過ぎるのが残念な点です。


まとめ

今回は3つのサイトをご紹介しました。それぞれ、見やすさや検索しやすさ、特化したジャンルが違いますので、自分のプレイスタイルに合うサイトを見つけてみてください。どのサイトも試聴は登録せずにできます。
ひとつアドバイスですが、複数のサイトをチェックしていて重複して同じ曲を購入してしまい失敗したことがあります。検索やランキング・新譜のチェックは複数のサイトを見ていても、購入はこのサイトで、と主軸を決めた方が良いかもしれません。

また、馴染みがある方が多いiTunes Storeですが、こちらはJ-POPを選曲したい人にはマスト。ただ、フォーマットが256kbpsのMP3のため音質は少し劣ります。そしてDJ用の曲ではないのでMIXがとっても難しいです。私も、どのサイトを探しても見つからない〜!という時の最終手段でiTunesを使っています。

高音質な音源を得るにはお金がかかるのは仕方のないことですが、あまりお金をかけたくないという人にはSoundcloudがおすすめです。作者がフリーダウンロードで配信している曲がいくつかあります。フォローやシェアを求められたり条件はあるのですが、フリーで高音質な音源がダウンロードできます。
他にもフリーでダウンロードできるサイトはいくつかあるようですが著作権的にグレーっぽいので自己責任でお願いします。


今は買うよりもSpotifyなどで曲を聴く人が多いと思います、Spotifyで好きな曲を探したり、流行をチェックするのも良いですよね。また、様々な音楽配信サイトやレコードプールをチェックするだけでも楽しいです、是非、いろんなサイトを覗いて視聴してみてくださいね。

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