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1stギグ直前、謎のニューグループ“集団”を手掛けるNARASAKIの楽曲をあらためて聴いてみる。

個人的に大注目している、NARASAKIと小倉ヲージが手がけるニューグループ、“集団”の全貌が、遂に明らかとなる。

チケットはすでに完売。この日、目撃できる人は、とにかく幸運だと思う。もちろん僕もその一人だ。現在僕はこのグループにもの凄く面白さを感じているので、1stギグへの期待感がハンパなく大きい。

一体あの曲でどんなパフォーマンスを見せるのだろうか。これまでに公開された3曲の他にも何かあるのか。振付はどうなっているのか。その前に、ファーストギグでいきなり生バンドでのパフォーマンスとは、ハードルが高すぎやしないか……などなど気になることだらけなのである。

あまりにも楽しみすぎるため、この数日僕は集団の3曲とともにNARASAKI楽曲をあらためて聴き返す日々を送らせていただいている。

たとえばこんな感じ────

まずは大槻ケンヂと絶望少女達によるTVアニメ『さよなら絶望先生』OPテーマ。緊張と弛緩、そして劇的な展開。だからオーケンとの相性がいいのだろう。新房昭之監督の映像もキレにキレまくっているのだが、できればフルで聴きたい。続編OPの「空想ルンバ」もアルバムも素晴らしくて、これは史上初のプログレッシヴ・メタルなアニメソングのはずだ。

で、史上初と言えばこれが凄い。

『アイカツ!フォトonステージ!!(フォトカツ!)』 のオリジナル曲「ゴシック・ロックン・ローズ」は史上初ブラック・メタルを取り入れたアニソン楽曲である。とにかく歌うのが大変そうで難解なんだけど癖になる楽曲となっている。はたして生で再現出来るのだろうか? ちょっと聴いてみたいな。

ブラック・サバス/オジー・オズボーンネタをふんだんに盛り込んだももクロちゃんの楽曲。人間椅子の和嶋慎治が参加し、より深くサバスの世界を追求しているものの、同時にももクロらしさも色濃く出ているところが凄いのではないか。2曲が合体している点や約6分20秒という曲のサイズ感などもサバスっぽくて最高。個人的には全アイドル楽曲の中で一番好きかもしれない。

オジーときたらこちらも忘れられない。ジェイク好きだよね、絶対。


そして衝撃の「ヘドバンギャー!!」。世界が驚愕した楽曲だ。あの頃からずいぶん経ったけれども古さはまったく感じない。

やはりNARASAKI楽曲の魅力は、緊張と弛緩の絶妙なバランス感にあると思う。もちろんフックの強いメロディとか80年代ニューウェイブ由来のゴシック感とか色んな魅力が詰まっているけれども。

以上のことをふまえて、聴きましょう。


今度の土曜日、まもなくだ!

たぶんライブレポ書くよ。

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