自動車 EDR(イベントレーダーレコーダー)

自動車 EDR(イベントレーダーレコーダー)

EDRとは

EDRは事故前の5秒間とその後の数秒間の事故記録が保存されている装置のことである。

EDRはエアバッグ搭載車には必ず装備されている。

EDR事故記録
1.車速
2.アクセルとブレーキの踏み具合
3.エンジンの回転数
4.Gセンサーの感知加速度
5.シートベルトの着用の有無
6.ハンドル角度

このEDR事故記録はエアバッグが作動後に書き込みがロックされて上書き処理が出来ない仕組み。

2012年にアメリカでEDR搭載が義務化されている。

アメリカのEDRは、EDR事故記録の事故情報を第三者でも取り出せる共通のEDRプラットフォーム「CDR」に対応している。

日本国内の国産自動車製造メーカーで、CDR対応EDR搭載車を全車対応して製造販売しているのはトヨタ自動車、三菱自動車、SUBARU(スバル)の3社だけである。

輸入車の外車ではGM(ゼネラルモーターズ)、VW(フォルクスワーゲン)、VOLVO(ボルボ)、FCAの4社だけだ。

そもそも共通プラットフォーム化を提唱したのがアメリカの米GM社である。

国土交通省は、2022年7月以降に新車販売される自動車にEDR搭載を義務化した。

そして、自動運転レベル3以上の自動運転車にはEDRより上のグレードの「作動状態記録装置」の装着を義務化した。

終わり(完)


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