騎馬武者ロックフェス2024のこと<MUSHAステージでのうふ、ふ>
【All Photo by Tomoyo】
<序章>と題して書いてきた続きで、今回の騎馬武者ロックフェス(以下キバムシャ)でわたしがマイクを持たせていただいた<MUSHAステージ>での思い出をこちらに。
トップバッターはイシワタケイタくん。ケイタくんと知り合ったのもこのキバムシャ。ケイタくんの歌がはじまると、ケイタくんのギターが聴こえると、自然と人が集まってくる。MUSHAステージのエリアからはその様子を見渡せるので、“音の力ってすごいな”ってスタートから毎回、思わされます。
「田原104洋 トーク&生歌ショー」と題したお時間は104(トシ)さんがグレッチのギターを持ってくる本気さにビビる(笑)。104さんはフェスMCとしてもレジェンドみたいな方ですがすごく気さくでこの日もステージ上にビールの差し入れが多数!
104さんが今年、このステージに立った理由を書いておかないといけないですよね。『福ノ島護美拾大作戦(※ちょうど朝日新聞の記事があったのでそのリンクを貼ります)』にも参加されていて、福島での色々なことに思いを寄せてくれている。持ち時間の最後、確かテレサ・テンの「つぐない」をカヴァーしていた記憶があるのですが、それがお約束なのもこのイベントや伴って開催される104さんのトークショー(?)に参加すると分かる…みたいです!?
そんな護美大作戦にも参加したり、それこそキバムシャが復活する前にコロナ禍で「Re-Build」と題して南相馬のライブハウス・バックビートで開催したイベントにも出演してくれていたのが岩崎有季さん(写真左)。こちらのリンクもご覧いただきつつ、やさしくてあたたかい歌声が雨上がりの外のMUSHAステージに響いてました。
この日のMUSHAステージ、雨のために当初予定されていた出演者が屋内のKIBAステージに変更になりました。それがキバムシャ名物・太陽ドラム&地元キッズたちのダンス・JoliJolie。伴ってタイムテーブルの変更が生じてそれをアナウンスしていた本人が時間を間違える(汗)という初歩的ミスで、#ロカンマ のお2人の紹介をすべき時間にわたくしめ、大槌から来たひとたちと語らってました(スミマセン)!あとフォローという形でおさめさせていただきましたが…そんなこのステージにも登場を余儀なく!?されたのは、G-FREAK FACTORY・茂木さん。その時の最高な“もらい事故”について書くのは自主規制(爆)させていただきまして、あのステージを見た方との秘密にさせてください☆
それともう1つ。MUSHAステージでの演目で「トークショー/高橋ちえ・バカビリー」というお時間がありました。こちらに関してはわたしが展開しているインタビュー企画「ひとのちから、まちのちから。」11月度のゲストにバカビリーさんにご登場いただくことになりました。ので、話し足りなかったことや補足や最新状況などなど、石川・能登地方の“いま”も伝えられるような内容を発信していく予定ですので、そこで改めて触れますゆえ目を通してもらえたらとても嬉しいです!
キバムシャのオープニングはナシモンさんと一緒におしゃべりしていて“ちえぞうさんがキバムシャに関わるようになったきっかけ等もお話しください“と台本に書いてあるのですがそこに至る時間はないほどおしゃべりしてしまう(笑)のはこちらに書いた通りなのですが、今回、花男くんのステージ前でそのことに触れることが出来て、よかったなと思っています。
花男くんのライブは、言わずもがなでしあわせな時間が流れていた。この場所で聴く花男くんはどこよりもエモーショナルな感じがしてしまう。花男くんがいるからキバムシャに来続けている方もきっといるだろう。
前日の宿泊場所が偶然、一緒だった。ホテル入り口でバッタリ遭遇して“おぉ〜!”と口が顔の半分以上を占めるような笑顔でまず握手。これが本当に、ステージで見せるあの表情そのまんまで、誰に会っても誰に対しても変わらない。もはやアーティストを通り越して、人として尊敬してしまう、そんなひと。
始まってしまうと本当にあっという間。今回、里菜ちゃんのステージ前にはとっても嬉しくMCが出来ました、というのも…
ふくしまFMアナウンサー・三吉梨香さんをステージにお迎えしたのです🎶
それはキバムシャに向かう前日・ナシモン号で移動の車中、ふくしまFMを聴きながら移動をしていたのですが…まぁ出る出る、キバムシャ関連のお話が!
SNSを見ていると本当に音楽愛が伝わるような動きをされているけれど、実際にラジオのオンエアを聴いていてキバムシャへの愛しか感じられませんでした。ということでMUSHAステージのトリ・片平里菜ちゃんの呼び込みは梨香ちゃんにお任せ!で、里菜ちゃん前に色んなおしゃべりがステージで出来て。個人的に本当に嬉しかったです。
すっかり陽が落ちた中で響き渡る里菜ちゃんの歌声は力強かったな…しみじみ、声って色んなものがちゃんと滲み出るのだなと里菜ちゃんの歌を聴きながら思わされました。最初に出会った頃には全く感じられなかった、今の里菜ちゃんの歌声。
それこそ里菜ちゃんが“ちえさんも、おんなじ、とうほく!”って。去年のキバムシャでわたしのことを紹介してくれたんだよね。忘れません。
さて。そんな“花火”に関して最後に。「ヘアースタイルで花火咲かせる大作戦」と題して当日の会場でブースを展開しているのが栃木県宇都宮市の美容室・ピエスデシュブー。ここでヘアセットをしていただくのが恒例になりました。終演後に片平里菜ちゃんが“わたしもやりたい!”と言っていたので、来年は一緒にセットしてもらおうって約束しました(笑)。
キバムシャの面白いところはMUSHAステージから見渡せる外のエリアにこうした個性的なブースも多いところ(飲食店も地元を中心に美味&リーズナブルなお店勢揃いです)。それと今年も残念ながら達成できなかったのですが…キバムシャ、だけに大人でも乗れるお馬さんがいるんですよね!これはいつか…!!!
全国各地でいろんなフェスがあって、時間とお金の余裕があれば毎週末にフェスで遊べるような環境になってきた今の時代をとても嬉しく思います。反面、フェスの個性と言うか、“こういう人たちがやってるフェスなんだな”っていうのが見える、そういうフェスに魅かれるのは自分が年齢を重ねたせいもあるのかもしれないけれど、やっぱりそういうフェスの方が面白いんですよね。出演者のライブを通しても、それが見えたりしますし。どうやら今年のキバムシャ、KIBAステージで大トリを飾ったG-FREAK FACTORYでも“事件”があったみたいですよね…(わたしは「みんなの花火」スタンバイで見られてないのですが)!?
そういう意味では間違いなくキバムシャには“ここしかない”があって、人の顔が見えるフェスだなぁ、って思います。だからこそ至らないところや他のフェスに比べて劣る何かもあるかもしれないけれど、それも含めて“キバムシャだからなぁ!”っていう、ここでしか感じられない空気がある。年を追うごとに、それを感じています。
正直、アクセスもちょっと大変な場所だったりするけれど、今後開催される時には是非“キバムシャに行ってみる”ということをフェスの候補のひとつにしてみてくれたら嬉しいです。“ここにしかない”を確実に感じられると思うし、それがあなたの心をほっと明るくしてくれるような、そんなフェスだと思います。
今年のキバムシャにいらしたみなさん
またここから、“いってらっしゃい”!
そしてまた、みなさんと一緒に
“おかえり”と“ただいま”を!