【映画レビュー】インターンシップ
現在アマゾンプライムで配信中、2013年公開の映画『インターンシップ』
誰もが知るメガテック企業Googleを舞台に繰り広げられる、笑いあり涙ありの120分。
雑感
ベタな展開とストーリーのわかりやすさで、後味もスッキリする王道な映画。
それでいて、振り返ってみると、社会で生きていく中で、必要なエッセンスが随所に散りばめられていて、何度も見返したくなる。
インターンシップが題材ということもあり、これからインターンシップに応募する大学生にオススメしたい作品。(くれぐれも、映画を参考にして、面接ではしゃぎすぎないように笑)
あらすじ
『テッド』のスタッフが、Googleのインターンになった、IT音痴のオッサンたちの挑戦を描く人生逆転ゲーム!失業したIT音痴のオッサンたちが、Googleの実習生(インターン)に!ライバルは超エリートたち。6つの難題をクリアして、社員になれるのか!?
変化を楽しみ、一歩踏み出そう!!
本作では、時計のセールスマンをしていた主人公が、インターネットが急速に普及する時代の変化の波に飲まれ、勤め先の会社が潰れ無職になってしまう。そんな中で、Googleのインターンに応募したことで人生を大きく変えることができた。
作品自体、少々出来過ぎなストーリーにも思えるが、どんなチャンスも、自分から掴みに行かなければ、手にすることはできない。例えば、インターンに応募していなかったら?勇気を出して声を掛けていなかったら?人生において、タラレバはないが、自分から行動を起こさない限り、状況は何も変わらない。
怖いのは仕方がない。俺たちもずっと変化を怖がってた。一度失敗もしたさ。でも約束する。深呼吸すれば、目の前にチャンスが広がっている。
この考え方は、あの名著『チーズはどこに消えた?』にもつながる部分があると思った。変化の加速するこれからの時代において、未知の領域に一歩踏み出す勇気を持つこと、そして絶えず変化に柔軟に、変化を楽しむこと。これが一番大切なことだ。
どうしようもない困難な状況に向き合った際、行動を起こすことこそが一番の解決策だと改めて実感する、挑戦を後押しする作品だった。