VOCALOID Crossing Vol.10に出演して
今回のnoteの内容はタイトル通りですが大きく二つに分けて書いていこうと思います。一つ目は今回のコラボ回についての感想とVOCALOID WAVE所属の二人 Rin*くんとてむらくんについて 二つ目は自分のセットの流れについてです。
まずコラボ回の感想について お話をもらった時はとても嬉しく思いました。関西でやっているパーティーが東京に呼ばれること自体稀です。しかもうちはまだ実績も残せていないような始まったばかりのパーティーなんで宣伝にもなるしお互い良い刺激になるんじゃないかなと思い即決でオファーを受けました。ボカクロ側とも話し合い主催の僕、てむらくん、Rin*くんの3人で出させてもらいました。
僕も含めた3人はかなり気合入ったんじゃないかなと思います。当日見に来てくれた方やSNSで動画、セトリを載せてたりするので見て欲しいんですが3人とも全く別のことをしてるんです。それぞれの持ち味を前面に押し出してこれでもか!っていうくらい主張していたように思います。
Rin*くんはプログレからトランスへ テンプレートといえばそうなのかもしれません。しかしRin*くんが関西でDJをしていて培ってきたものをしっかり出せていたように思います。それに始まる前から酒飲まされまくってたのによくあれだけ丁寧にできたなと本気で思いました笑 東京での彼もお客さんに愛されていて良いDJになっているなぁ〜と素直に感心しました。
てむらくんはRin*くんのトランスの流れを上手に受け止めJukeやポエトリーなど拗らせた選曲でボカクロの会場を独特の雰囲気にしていました。なんというか深海の底で息をしようとしているような切迫感と水の流れに身を任せるような浮遊感…表現が非常に難しいんですがそんな印象を受けました。そしてその雰囲気を作り出すこと自体すごいことなんですが更に感心したのはそこから明るく曲を展開していったことです。しかもごく自然に。一時間という尺だからできたことかもしれないんですがそれでも驚きました。これが今年デビューしたての子がするDJなのかと驚くと同時に焦りもしました。負けてられないなと思いました。
ボカクロ全体では流れがありピークタイムやチルタイムもありお客さんを疲れさせない、最後まで楽しめるようにタイムテーブルも組んである。とてもバランスの取れた良いパーティーだったと思います。ただ予想以上に酒が出ていましたが…笑
二つ目 自分のセットの流れについて 一曲一曲は解説しませんがこんな流れでやってましたってだけ書いていこうと思います。
セット自体はこんな感じです
自分はAndo Kenさんからパスをもらったんですが130のEDMだった気がします。1時間上げっぱなしだったのでお客さんにも若干疲れの色が見えていました。なので一曲目は少年時代 nagomu tamaki bootlegを使いました。この曲は128なんですが途中で90くらいに落ちてムーンバートンっぽくなります。なのでそのままBPM90くらいのHipHop Classicをかけて一旦イベントの流れを落ち着かせようとしました。
そのあとはボカロHipHopも混ぜて今夜はブギー・バックのmayrockさんのRemixでLiquidfunkへ 大好きなHospital Recordの曲も使いつつボカロLiquidfunkをかけてちょっと激しめのJump Upへ移行しました。
そのあとはirony yuzen remixで一気にBassMusicの流れで最後まで突っ走ったって感じです。
最近は大人しい選曲が多かったしボカクラで後半のBassMusic系で攻める人は少ないだろうと思い自分のストレスを発散するためにも全力で上げていきましたが楽しすぎてフロア全然見てなくてついてきているかハッキリわかりませんでした笑
ボカクロは元々ボカロ曲オンリーのパーティーなんですがボカウェブはそうではないためボカウェブの色を出すためにも今回は26曲中12曲がボカロでした。思った以上に使っているなってセット見て思いましたがこれでよかったかなとも思います。
久々の東京出演で楽しかったし前回のボカクロのリベンジもできた!!
ナイスパーティーでした!!
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