ゴーストサイドオーダーフレンドリーなご近所SANABI【XAVIL月報】
2月のゲームまとめです。
今月はかなり満足度高かったかも。一つを除いて。
その一つは好きな人には申し訳ないけどかなり悪口出た。
■ゴーストトリック
11.3時間。クリアまで。
概要:
ある夜。街の片隅で、主人公は一発の銃弾によって命を奪われる。
タマシイとなって目ざめた主人公は、命とともに、その記憶を失っていることに気づく。
自分は、誰だったのか?
自分は、なぜ殺されたのか?
自分を殺した犯人の正体は?
…そして、自分に与えられた《死者のチカラ》の意味とは…?
タマシイ消滅のタイムリミットは、明日の朝。
主人公の、たった一晩の“孤独な追跡劇”が始まる!
手がかりは、主人公の“死”を目撃したと思われる、ひとりの女刑事…
感想:
元々、逆転裁判の大ファンだったのでこのゲームの存在も知っていたんですけど、色々とやるタイミングを逃しまくってリメイクが出てセールで安くなって満を持して触りました。
いや~~~最高だった。ゲームの操作性はかなりPC向きじゃないんじゃないか!?と序盤は思っていたものの、早々に慣れた上で逆裁と違うアクション性とタクシューのシナリオに大満足。何と言っても掴みで「主人公が死んだ」というところからスタートするのが100点すぎる。そのうえで最後の最後まで僕は騙されてしまった。真夜中に真実を知ったけど思わず膝叩いちゃったよ。
印象深い部分かつ大きなネタバレにならない範囲で事件に触れると、殺人ピタゴラスイッチ(1回目)はマジで大笑いしてしまった。そんなんで死ぬなや! (そしてその後かなり嫌な気持ちになった)
気持ち逆裁よりもさっくり遊べたので、気軽に触って欲しい。
■My Friendly Neighborhood
13.3時間。1週クリア+おまけもろもろいっぱい。
概要:
みんなが大好きな土曜のパペット番組『フレンドリーなご近所さん』で恐ろしいことが起きている!この物騒なジレンマの真相を突き止めるために派遣された修理工、ゴードンとしてプレイしよう。サバイバルホラーアドベンチャーでパペットを倒し、パズルを解こう。
感想:
RTA in JAPAN Winter 2023でこのゲームを知りました。
ホラーは嫌いじゃないけどジャンプスケアとスプラッタは苦手…なんですが、このゲームはジャンプスケアなし、血が出ない(ガンホラーなのに!)という中々珍しい作品。上のRTAを見て面白そうだな~と思ってプレイ。
ゲーム自体は正にバイオハザード+殺人セサミストリート。
殺人パペット達を銃やスパナで黙らせながらパズルを解いて次のエリアに向かい、最終的にてっぺんの電波塔を目指す…といったところ。
バイオハザードシリーズがドンパチ方面に行ったり純ホラーに懐古してるなか、バイオハザード1をやってる感じがすごかった。
パペット共はいい感じに硬い上に、倒しても部屋移動をすると復活する。そこであちこちにあるガムテープで無力化することができるんだけど、これも数が心もとない…。弾も無力化するのに結構使う上に潤沢にあるわけではない…のでスパナで殴って無力化するんだけど、そうすると今度は被弾する確率が上がる…といった感じで、ガムテ⇔銃⇔回復薬のリソース管理が要求されるゲームデザインになっていてこれが面白い!他にもセーブするためにコインを要求されたり、インベントリはバイオよろしく整理しないといけない、といった感じに常にリソース管理を要求される。
怖さも担保しつつ遊びやすい(かといって後半になったら怖くなくなるわけではない)、リソース管理もちゃんとしないといけない。どこか懐かしさを感じるゲーム。
唯一の欠点はちょっと翻訳が怪しいところ…。話は破綻はしてないけどプレイに支障出る部分がちょっとあるのはよくないかなぁ。
■SANABI
9.3時間。クリアまで。
概要:
『SANABI』は爽快でスタイリッシュな、ディストピアを舞台にしたアクションプラットフォーマーです。伝説的な退役軍人となって、特徴的な義手を用いて崖や高層ビルを飛び越え、弾丸やトラップをかいくぐり、強力な敵を倒していきましょう。
感想:
リリース当時から存在は知ってたものの、直前に同じワイヤーアクションのラスティッドモス(いい思い出がない)をやったせいかスルーし、めちゃくちゃ評判がいい!という噂を聞いたものの翻訳がやばい、でもアプデで直るで!という記事を見たのが12月。やっっっっっっっっとアプデが来て遊べました。マジで待ってた。アプデ日に即やりました。
まずはアクションについて。
そうそう!ワイヤーアクションはこうだよこう!というのがすぐ感じれたのが最高。ワイヤー移動がメインなので、とにかく思ったとおりに動いてくれるだけで素晴らしい。その上、後半になっていくほどに色々とできることが増えて行くのがいい、どんどん痒いところに手が届く感じ。ワイヤーアクションがメインで戦闘は添えるだけになっているのも良い。敵を狙ってボタンを押したら即敵が死ぬので、伝説の将軍としての圧倒的な強さというのがわかる上に爽快感マシマシという良いデザインになっている。唯一、レビューを眺めてると「"監督官"のところだけはやりすぎ」といった話を見ます。中盤だしこんなもんじゃね~?って思ったけどこれは僕が横スクアクションが得意なだけだと思う。
次にストーリー。
序盤で娘が"サンナビ"と呼ばれる何か(組織?人?)に殺されるという衝撃的なところからスタート。復讐鬼になった父親が"サンナビ"がいるマゴ特別市に向かう…といった話。もーーー散々色んな人が絶賛してるので言う事ないんですけど!何言ってもネタバレになるし!とはいえ1個触れるとするなら視線誘導が上手い。これに尽きる。他にも序盤の重い空気からの"マリ"と出会って凸凹バディモノを経て、終盤の全ての真実が明かされたあとの絶句、そしてラスト…。これは流石に翻訳直ってからやって正解だったと思う。
その他やっぱりビジュアルが最高!ドット絵はインディーの中でもずっと人気だけどここまでヌルヌル動くのは珍しいと思う。回想含めて出てくる嬢ちゃんがぴょんぴょん跳ねるだけでkawaiiんだこれが。
とにかく全てが最高なので全人類やってほしい。
今年これを越えるゲーム出るのかかなり不安かも。
■Splatoon3 エクスパンション・パス サイド・オーダー
3時間ぐらい。1周クリア(弓)まで。
概要:
Nintendo Switchソフト『スプラトゥーン2』で登場した「ハイカラスクエア」を舞台とした、全く新たなストーリーがお楽しみいただけます。
感想:
いわゆるローグライトとSplatoonを合体させました、というモード。ストーリーはイカ2のラストフェスで混沌が勝ったのでイカ3は混沌です、代わりにDLCは秩序だぜ!といった感じ。
ローグライク(ローグライト)があんまり好きじゃないのもあって、面白さが想像を上回ってこなかったな~というのが正直なところ。とはいえ良くできたローグライトなのでゲーム自体はしっかりと面白い。でも、ストーリーの薄さとステージとボスの少なさは×といった感じ。……マジで想像通りだったので特に書くことがない。
■ARMORED CORE™ VI FIRES OF RUBICON™
17時間。途中(偽レイブン出てくるまで)
概要:
『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』は、パーツを自由にアセンブルしたオリジナルメカを操る「ARMORED CORE」シリーズ最新作です。 立体的なSF世界を縦横無尽に駆け、射撃や近接格闘のダイナミックな動きで敵を圧倒する本格メカアクションを楽しめます。
感想:
二度と、フロムソフトウェアの、ゲームは、買いません。
■終わりに
2月もいいゲームを遊べたと思う。
そろそろまたメトロイドヴァニア崩していこかな。DandaraとGRIME辺り。
でもSANABIの難易度レジェンドやりたいんだよな~~~。悩ましい。