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DJはセッ○スと一緒論は今すぐ廃止するべき

どうも、好きな企画物はアロママッサージ系、アツアツ管理人です。

今回はDJの例え話に性行為を持ち込んで教えようとするのは悪手と言う話。

下ネタは好きか嫌いかで言われれば好きですが、その例えを使うのはあんまり好きじゃ無いよという話です。

1 DJとセックスは同じ論とは

時々酔っ払い、もしくは意識の高いDJが得意気になって語る論です。

機材は借り物なので優しく使わなければならないと言う当たり前の話から転じて、女性は優しくエスコートしなければならないのと同じと言う論理展開が加えられ、楽曲の展開作りの話も性行為の各パート、(前戯、挿入、ピロートーク)のようにコントロールしなければならないと言う押し付けがましい論理です。

2 問題点

この際なので、このDJ論で主張したい中身については百歩譲っていいとします。

何故百歩譲るかと言うと、セオリー的には正しいからです。機材を優しく使うのは当たり前の話だし、展開に緩急を作る事は必要な事です。

ここでの問題点は指導者の立場で個々人によって全く違う性行為に見たてた指導をするのが不適格であるという事が問題です。

3 言語化する努力の放棄が問題

分かりやすかろうと分かりにくかろうとDJは性行為と同じと言う例え話は何故最悪で、指導者として不適格なのか。

端的に言って指導者サイドが言語化を放棄している事、密室で行われる性行為-つまり、蓋を開けてみるまでその行為が正しいか正しくないかが分からないものに対してこれが正しいものだから理解しなさいよ?と言うスタンスで迫っているのが問題なわけです。

セックスと言うキャッチーでパワーのあるワードを使う事で一見すると、共感が強く得られやすく、論理展開が真っ当に見えるだけに性質が悪い。あと、人のコンプレックスを刺激しなきゃ気が済まないって言うのもまぁまぁあり得ないですよ。

セックスが正しいか正しくないかは個々人の関係性の問題であって、当事者同士が解決していくべき問題なわけです。

指導者にはDJを教えてもらいたいだけであって、頼んでもいない性生活への言及なんてして欲しいとは思ってないわけですよ。

私自身、別の機材ブログやDJtipsを書いている事もあるのですが、他人に何かを正確に伝えると言うのは非常に難しいです。

いつだって文章を書く時にはどうすれば誤解なきように伝わるかどうかを考えて書いているのですが、それを横目に「DJはsexと一緒」と言うのは丁寧に扱うべき事を雑に言っているのはどうしてなの?と思ったりするわけです。

言葉も例を尽くさない裏も取らない、好きな事を適当に言うだけって言う態度も気に入らない。

完全に舐められてるので、実力つけて頭を押さえつけてやりましょう。

ふざけてんじゃないよ。

4 そんなにつまらない論でいいのか

あと、憤りを感じている究極の理由がこれ。

この際はっきり申し上げますが、そんなにつまらないセックスでいいのか、と言う事ですよ。

別に性行為自体にユーモアやユニークさを求めているわけではないのですが、30歳の保健体育を数ページ読めばわかるような事を満を辞して語って恥ずかしくないのかとは思います。

現場でブイブイ言わせてる人がこんなつまらない事を言うなんて、と言うガッカリったら無いです。

セオリーだからつまらなくて当然なら無理に面白く言おうとしてクソ滑ってるわけで、どっちに転がってもセンスがないので、構うだけ時間の無駄です。他の人と仲良くした方がいい。

5 おわりに

ナイトクラブという空間は大なり小なりギラギラとした欲望が渦巻いている場所であり、下ネタ全てがいけない、という訳ではないです。

ただ、例えのチョイスにセンスがない人に無理についていってもいい事ないんでこれを機会に今までDJはセックスと一緒と後輩DJに本気で言ってた人は考え直すべきだし、そういう人の言説を真に受けてた人ももう一度考え直すべきでしょう。

世に平穏のあらん事を

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