僕(会社員)の複業"ナイトクラブのオーガナイザー,,について
ビジネスモデル
前回の記事はコチラ▼
自己紹介〜複業:夜の事業に挑戦〜
今回は僕が行なっている複業のナイトクラブの"オーガナイザー,,について
書こうと思います!
2021年6月に起業して1年弱経った現在の状況も踏まえて
記載していきます。
概要はこんな感じです!
★キャッシュフロー★
ナイトクラブ → オーガナイザー → 各アーティスト(DJ)
※1パーティー◯円という形態となります。
クラブの入客が多いとインセンティブ方式であがっていく場合もあります。
この金額はナイトクラブによって千差万別です。
ただ、"店→DJ,,という直接雇用の方が現実的には多いようです。
大型クラブになるとDJの管理等ができないため、このような請負形式にしていると思われます。
ちなみに僕が契約しているクラブは365日稼働しています。
(全国に20店舗近く展開している企業です)
★収益をあげるためには★
・チームとしての稼働数を増やすこと(イベントを請負える体制構築)
・原価を抑えること(ギャラの安いDJを使う?)
原価を抑えるとまだ見習いのようなDJしか採用できず、クオリティーの
担保ができないデメリットもある。
DJの人数を増やしすぎても実稼働に至る人数が少なくなり離職に繋がったりもする。(一晩で3〜5人ぐらいが適正人数)
経営においては一般的かとは思いますが、いかに人員と利益のバランスを取るかが大事となります。
ちなみに僕のチームは週2日担当しており、現在の人員は約10名ほど
DJ9名 + プロモーター1名
※プロモーターとは主に集客を行う人物。
現段階の稼働日数では適正か少し余剰人員の状況です。
※ここは未来の投資と思って若手を多く雇用しております。
競合について
365日稼働しているため当然、1つの会社では務まりません。
4つの会社が請け負っております。
各会社の立ち位置はこんな感じです。
1位 A社(シェア率60%ぐらい)
→DJのタレント性及び在籍数も1位
メインDJと店との信頼も厚く揺るぎない地位を築いている
2位 B社(シェア率20%ぐらい)
→オーガナイザーがアーティストとのコネが強く店に対して
ブッキングの斡旋などをして付加価値を提供
3位 弊社(シェア率10%ぐらい)
→タレント性のあるDJもいるが素行も悪く過去失態などがある。
職人気質のDJが多く、シーンの中心を担う20代後半の世代が少ない。
あとオーガナイザーが新人(笑)
4位 C社(シェア率10%ぐらい)
→オーガナイザーが広告代理店業を生業にしているということもありクラブへの協賛案件などを持ってきて付加価値を提供。
このような状況の中、当初会社としていかにシェアを奪えるかを考える
必要がありました。
ただ現場数も増えるのは現実的でない状況の中、頭打ちになっている
感じもあります。。。
オーガナイザーとして必要なビジネススキル
下記のように定義しております。
◯マネジメント力
当たり前ですが、DJの育成や管理などは必須です。
特にお酒が入る業界ですので、"やらかし,,も多々あります。
人ありきの商売ですので
採用→定着→戦力化 が重要。
例えると
大量に送り込むブルーカラーの派遣会社というよりも
能力のある人材がおり請求単価も高い派遣会社が理想。
というイメージでしょうか?
◯マーケティング力
時代を読む目線も必要。
ただ単純に現場の営業をこなすだけではなく、顧客が喜びそうな
コンテンツを提供するのもオーガナイザーの仕事です。
特別なイベントを組んだり、普段ないキャスティングを提案したりなど。
メインターゲットのZ世代の心をつかむ必要があります。
◯経営者としての素養
なんせ夜の世界です。酒や男女の誘惑がたくさんあります。
加えて以外に時間単価の高い商売ですので、これだけで飯が食えたりも
します。
また夜っていうところがラクだったりもします。。。
ただそれをしてしまうとナイトクラブの文化の発展はありません。
ただでさえ、日本の中では職業地位が低いのですから。。。
何人も消えた方を見たことがあります。。。
売上アップの戦略と自分の立ち位置に気づいた時
3ヶ月ほど経過し見えてきた店からの評価軸は下記になりそうでした。
◯集客数
→自分たちのパーティーで集客できているか?
◯DJのスキル
→お客を盛り上げているか?または個々のファンがいるか?
◯イベント企画
→クラブ内で有益なコンテンツを提供できているか?
◯接待力(?)
→昼の世界よりも好き嫌いが激しい業界と感じています。
いかにお店の幹部に気に入られるか、また自組織のメンバーを巻き込めるか
が大事です。
上記4つの要素と競合他社の状況を踏まえて僕が注力する領域は
イベント企画
に注力することにしました。
理由として
・自分はアーティストなどの人脈もない
・シェアも取れていない中、優秀なDJを採用できる資金もない
・稼働日数が増える余地も現状はないので取引単価を上げるしかない
かつサラリーマンで培った営業を活かせる領域である。
そしてあることを考えました。
クラブから売上を上げるのも大事だが、第三者も絡めて
"三法よし,,になる座組みはないのか?
そこで考え付いたので企業タイアップイベントでした。
次回はこの企業タイアップを開催した経緯について書いていきます!