大江千里。
BSで放送している街角ピアノって言う素晴らしい番組があって、以前からよく見てたんだけど、そのスペシャル版に大江千里が出ていて。ジャズの発祥の地ニューオリンズで出会ったジャズピアニストと街角にあるピアノで一緒に演奏するという企画。
大江千里は日本で多くのヒット曲を出しものすごく売れていたアーティストだったんだけど、18年前に昔から好きだったジャズを本格的に学びたくてアメリカに移住し、今はジャズのアーティストとして活動している。
アメリカに移住した経緯や現在の活動の様子や心境なんかも話していてとても興味深い番組だった。
彼のピアノの上手さもそうなんだけど、それより彼のハートの部分に胸を熱くしてしまってこれはライブに行くしかないなって思って。
公演予定を調べると翌月の1月にまさかの富山に来るって。チケットを調べると既にソールドアウト。
しかたないなと思いながら、録画してあったこの番組を何度も見返した。
番組を見ながらやっぱりどうにかならないかなと思い、当日思いきって会場のオーバードホールに行ってみた。会場にはチケット完売、当日券なしの案内が掲示してあったんだけど、受付でも完売でどうにもならないと言われながら、「どうにかなりませんか」と粘ってみた。
すると「確実な返事は出来ないがひょっとしたら席を準備出来るかもしれない」って言われて。
ダメもとでしばらくロビーにいたら、開演5分前にまさかの「席をご準備出来ました」って。
こんな事あるんだなって。スタッフの方はとても丁寧で親切な方。
熱意が伝わったのかな。本当にこんな土壇場で忙しい時にありがとうございます。心から感謝しています。
チケット代金を支払って入場。15時のスタートから充分に楽しめました。大江千里すごかったな。感動。
途中の休憩時に何か飲もうとバーに行くと、ニューヨークタイムズに掲載されたケントのお店ハナミズキノヘヤが出店していて、台湾茶がとても美味しかった。このライブの数日後にニューヨークタイムズに掲載されるなんてケントも思ってなかったでしょう。大江千里も公演したばかりの富山が出ていて驚いただろうね。
すごいね。僕はニューヨークタイムズに掲載前のお店のお茶を飲んだ事を誰よりも自慢したい。笑
ライブ後にはロビーで友人のフクロヤのフクちゃんがCDなど物販を担当していて久々の再会。いろいろ話して楽しかったですね。
新年に素晴らしいライブを体験する事が出来、本当にありがとうございました。オーバードホールのスタッフの方には心から感謝致します。また行きたいと思います。
(KENJEE)