MacBook買い替え時のrekordbox移行のあれこれ
どうも、DJ和丸です。
これをお読みになる前に。
①M1のMacBook買い替えを考えている・買い替えた
②Rekordbox⑥ユーザーである
③前のMacBookでは、iTunesで楽曲管理をしていた
④個人のやり方なので、詳しくはマニュアルを読んでください。
以上の項目に当てはまる方には少しでも役に立てるかと思います。
ではやっていきましょう。
①今まで使っていたMacBookでやっておくこと
まずは、今まで使ってきたrekordboxのバックアップを取りましょう。
準備するものは次のとおりです
①MacBook
②外付けのHDD・SSD(SSDがおすすめです)
ではまず、rekordboxを起動してください。
[ファイル]から[ライブラリ]を選ぶと、この画面になります。
ライブラリのバックアップを選びます。
「時間が掛かりますがよろしいので?」と聞かれますので、必ず時間の余裕あるときに行ってください。
さてここで、
「楽曲ファイルも一緒にバックアップしますか?」と問われます。実はこれが1つ目の罠です。
持ってる曲が少ないならば、「はい」でもいいですが、
①数千・数万曲持ってる方(頻繁に止まります ※個人の感想です)
②ミュージックではなく、iTunesで楽曲を管理している方
にはオススメできません。
「いいえ」にすると、プログラムのみがバックアップされます。
今回は「いいえ」を選びます。これでバックアップが始まります。
バックアップの保存先は、外付け等、新しいものに移行時に分かる場所にしておいてください。
楽曲データも、別でバックアップしておくことをおすすめします。
では、バックアップが終わったことにしましょう。
②新しいMacBookで行うこと
今まで使っていたMacBook(以下・旧)から、新しいMacBook(以下・新)への基本的なデータ移行が終わったものとします。(やり方は公式を参考にしてください)
「新」でrecordboxを起動します
[ファイル]→[ライブラリ]から「ライブラリのリストア」を選択し、「旧」で取ったバックアップのファイルを展開します。
自動で行われるので、終了を待ちます。
見慣れた画面に戻るまで待ちます。
この間に、一旦ミュージックを起動します。
[環境設定]から[ファイル]に入り、「ミュージックのメディアフォルダの場所」を確認してください。
※ついでにこの時、「ミュージックのメディアフォルダを整理」「ライブラリへの追加時に(以下略)」にチェックが入っていたら外して置くといいかもしれません。僕は外しました。
ではFinderから「ミュージックのメディアフォルダの場所」のフォルダに入ります。大抵、[ユーザー]の[ミュージック]内になっています。
ここに、新しいフォルダを作ります(例:itunesなど)
そして、作ったフォルダに「旧」の楽曲を全部入れます。
この時の注意ですが、今後の曲の取り込みは、「[ミュージック]内に新しく作ったフォルダ」にしてください。
何故かはよくわからないんですが、「新」の【ミュージック】で取り込んだ曲は、「旧」の【iTunes】で取り込んだ楽曲とのフォルダの結合ができず、
すべて「新」の状態に置き換えられてしまいます=「旧」のフォルダ内曲が消えるという現象が起きたのです(僕は悲鳴を上げました)
例:今まで集めた宮野真守さんのフォルダ(何十曲)に、新しいシングル曲を統合しようとしたら、全部消えた
たった一度とはいえ怖かったので、お気をつけください。
さぁ、楽曲の移動は終わりましたか?
では、この画像をご覧ください
[自動再配置]は絶対にしない
[自動再配置]は絶対にしない
[自動再配置]は絶対にしない
覚えましたね?
自動再配置すると、何故か高確率で「ファイルはあるように見えるけど今後一切読み込めないもの・重複してるのに読み込めないもの」が現れ、本当に悲しい気持ちになります。
ここからは、Rekordbox公式のヘルプも参照してください
*「ファイル」から「見つからないファイルをすべて表示」を選択。
Rekordboxに入れていた曲たちが、[!]のついた画面になります。
ここで、表示されている曲を全選択し、
一番上に表示されている曲を必ず確認(Finderで先に一回探していくのも手です)
[再配置]を選択
フォルダを探す画面が出てくるので、一番上に表示されていた曲を手動で指定
「この曲の場所を使って他のファイルを検索しますか」と聞かれるので
Yes!
これで作業終了まで待ちます。数時間かかることもあるので、気長に待ってください。
これで、大抵の曲はサルベージできますが、まだ見つからないものがある場合は、
*からの作業を繰り返すことでリカバリーできると思います。できないものは手動で入れ直してください。
個人のやり方ではありますが、ここまでが大まかな方法です。お困りの際にはご活用ください。
なにかする前にバックアップを取る
これが一番大事です。
ご購読ありがとうございました。