お家ってえらい。
解体の後は、何回か掃除作業に入ってます。
古民家の改修をはじめて、うすうす気づきはじめているとことがある。
古民家を改修するとは、
「その家の歴史と向き合うこと」
っていうとなんかかっこよく聞こえるけど、実態はその歴史の分、つまり築年数分の
「ホコリと向き合うこと。」
この言葉に尽きる。
塵も積もれば山となるっていうけれど、
塵も積もれば雪崩となって落ちてくるようです。
そのほか壁をあけるといろんなものが出てきます。
ヘビの抜け殻。
唯一断熱が入っていた壁の断熱材は、へたって、ねずみのフンだらけ。中途半端に断熱材をいれるのはやめましょう。
そのほか、越冬中のてんとう虫の大群。
写真はグロテスクなのでのせないでおくのでご安心を。
壁の中に身を潜めて越冬しようとしていたてんとう虫たちは、私たちに見つかり敢え無く越冬失敗!
ごめんよ!!
こうやって築年数分のホコリや、クモの巣、動物の残留物と向き合っていると、
ああ〜、家って偉いなあ〜、私がお家だったらこんなにクモの巣はられて、だーれも何十年も掃除してくれずに好き勝手に使われたら、怒って倒壊するわ!!なんて感情移入しちゃってる自分に気づく。
お家って偉いんだよ!!
何年もこうやってそびえ立って、人間だけじゃなくいろんなものの身を守ってくれて。
ちゃんと大事に使わないとなって、解体をすることで改めて気づかされました。
ありがと〜お家!
マイスイートホーーーム!
みなさんも、ちゃんとお家は大切に使いましょうね。
私みたいな性格のお家だったら、大事にされないと怒っちゃいますからね。
年内の作業は終わって、
これから構想して、
また年明けから作業開始予定ですので引き続きおつき合いくださーい!
とりあえず現状は、こんな感じ!
寝正月しながら、妄想を膨らませるとします。
ではでは、よいお年をお迎えください〜!
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