おうちの脱皮(解体)その1
古民家改修って、あーできるかな、こーしたいな、みたいな妄想は尽きないんだけれど、予算も限られているし、どこまで内装をいじるかっていうのが難しいところ。
塗装をして塗りつぶすのは簡単だけど、床壁天井は今まで何層にもボードが上貼りされていて、なんだか息苦しそう。
手を入れながら使いかたを考えようと思っているので、50年以上頑張ってきたこのお家の表層を1度剥がして、空気をいれてちゃんと呼吸させてあげようと思います。
一枚一枚、壁や天井を剥がさせてもらって、
このお家が積み重ねてきた歴史や
かつての住み手の暮らしを想像したりしながらお家と対話して、
さあ、これからどうしよう!をみんなでアイディアだして考えられたらなと。
まあ、ごちゃごちゃ考えるより、解体してみたら何かが見えてくるんじゃなかろうかと、とりあえずはじめちゃえ!
題して、
「美流渡ビンテージ古家リノベ~はじめの一歩~」
そう、知る人ぞ知る、この夏に行った「美流渡ビンテージ古家巡り」の実践編なのです。
まずは、居間に鎮座する床暖。
生まれて初めて対峙した銅管タイプの床暖。
まだ使えるんだけど、とりあえず移動!
と言いたいところなんだけど、どうやって撤去するんだろ?とググるも全然ヒットせず。。
うあー!解体する前からつまずいてるーーー!ともがいていたら、救世主あらわる!!
あ、やったことあるよ〜っと防塵マスクをつけた完全防備なHさん登場。
銅管の中の不凍液がこぼれないようにバケツを下において、ホースを外します。ぶしゃー!って漏れだすのかと思いきや、全然漏れず
無事、搬出。
1人だったら、1日あっても出来なかった気がします。
さっきまで心折れそうだったし!(はやっ)
床暖も撤去して、素敵な板の間が登場〜!
床は凍れ上がって、波打ってます。
もはや傾いてるとかのレベルではないご様子。笑
よーし、やっと解体!
今回は、居間と台所を解体します。
えーい、やったれやったれー!って感じでバキバキ。
ヘビの抜け殻発見。
こんな狭いところで脱皮するなんて、器用すぎる。
このお家もただいま脱皮中だよー!綺麗にしましょ!
みんな:「ここはどーする?」
わたし:「んー、剥がす?や、剥がさない?んー、任せる!剥がしちゃえ!」
みんな:「どっちだよ!!」
なんて現場を混乱させながら、
みんな、なんか溜まってるの??っていうくらいに黙々と作業して、どんどんお家が脱皮していきます。
壁剥がしが終わって、あっという間にお昼の時間に。
人手があるって素晴らしすぎる〜!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?