NO.27【基本】メールの大量送信でエラー、1日のメール送信上限の確認方法
Google Apps Script(GAS)を使って自動でメールを送信することができます。複数人に一斉送信、営業メール、自動返信などで活用できます。ただし、1日でメール送信できる数には上限があります。
今回はその上限について解説及び確認するコードを記載致します。
エラー
Exception: Service invoked too many times for one day: email.
mailAlerts @ コード.gs:●●
上記のエラーは実際当方が実行をしていて発生した例になります。
1日で送信できるメール数の上限
無償のGoogleアカウント(個人)を利用している場合は1日で100通まで送信できます。
有償のGoogleアカウント(Google Workspace)は、1,500通です。
【GAS実行制限】Google サービスの割り当て | Apps Script | Google Developers
CC、BCCもカウントに含まれます。従って1通のメールで複数宛に送信している場合は、送り先のメールアドレス数だけ消費されます。また、1スクリプト(project)毎ではなく、Googleアカウント単位での上限になります。
送信できる残りのメール数の確認方法
getRemainingDailyQuota()で送信できる残りのメール数を確認することができます。下記コードをGASにコピペしていただき実行してください。
※アカウント承認等が発生する場合がございます。
function myFunction() {
const emailQuotaRemaining = MailApp.getRemainingDailyQuota();
console.log("残りのメール送信数: " + emailQuotaRemaining);
// 残りのメール送信数: 100
}
実際に試した結果を記載します。
実行ログ
●●:●●:●● お知らせ 実行開始
●●:●●:●● 情報 残りのメール送信数: 0
●●:●●:●● お知らせ 実行完了
ありゃりゃ残り0でしたね!!
回復するまで待つしかありません・・・。
最後にご参考いただきまして記事が良かったら応援の気持ちでご購入していただけますと幸いです。
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