ドラムスティックが折れにくい叩き方
初心者ドラマーさんのよくあるお悩み
「スティックがすぐ折れちゃう問題」
スティックは1組¥1,500くらいしますし、もしシンバルを割ってしまったらお店によっては弁償しないといけないことも、、、
ドラマーさんには金銭的に大きな負担になってしまいます
なので、この記事ではオススメの叩き方を共有します
この叩き方をすると、
・スティックの寿命が長くなる
・シンバルが割れにくくなる
・腕を痛めにくくなる
・音がキレイになる
など良いことばかりです!
①スティックは軽く持つ!
スティックを強く握りしめて叩くと、力の逃げ場がなくなるので折れやすくなります
また、手首を痛めてしまったり音が詰まってしまったりします
スティックは握るのではなく、指に乗せるくらいのイメージで軽く持ちましょう!
②力任せに叩かない!
シンバルを鳴らすとき、
スティックを床に向かって思い切り振りかざしてる人をよく見かけます
それではスティックもシンバルも割れやすくなってしまいます、、、
シンバルが良く鳴らなくて悩んでる方は力任せに叩くのではなく、↑写真右のように斜め横方向に振り降ろしてみてください
「まき割り」ではなく「居合切り」のイメージです
軽く鳴らせるだけでなく、次の動作にも移りやすくなるはずです!
③シンバル上のネジを締めすぎない!
左:ネジがキツい状態
右:ネジがユルい状態
シンバルのフチを下向きに押してみると、シンバルの傾き具合が全然違いますね
キツく締めると力の逃げ場が小さくなるのでスティックやシンバルが割れやすいだけでなく、音が伸びにくくなってしまいます
シンバルの上のネジはユルめにしておきましょう!
④スタンドを高くしすぎない!
自分の叩き方に対してクラッシュシンバルのスタンドが高すぎると、スティックがシンバルのフチに刺さってしまいます!
スティックはどんどん削れていきますし、シンバルもすぐ割れてしまいます
音も全然鳴りません、、、
ハイハットやタムも同じです
高すぎるとスティックの先端を打面に当てにくくなります
逆に低すぎるのも危険です!
↑写真くらい低いと、シンバルを叩いたときにフチがタムのフープに当たってしまいます
力の逃げ場がなくなるのでまずシンバルはすぐ割れてしまいますし、スティックへのダメージも大きいです
スタンドは自分の叩き方に対して高すぎず低すぎず、良い音が鳴らせる高さを見つけましょう!
以上、
スティックが折れにくく
シンバルも割れにくく
身体にも優しく
音も良くなる
叩き方のご紹介でした!
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