一人目の離婚弁護士に会う

昼休み、職場の近くにある弁護士の相談予約が取れた。

相談費用:30分無料、以降30分ごとに5000円(税別)

出てきたのは仕立ての良さそうなスーツを着た、押しの強そうな30代くらいの男性。

私からの相談内容は大きく下記2つの通り。前提として離婚は現時点ではわからない、現時点ではまだ妻に気がついていることは伝えていないと言ってある

・相手には制裁をしたいがいま手元にあるLINEのトーク履歴をエクスポートしたもので証拠として足りるか。
・慰謝料の相場、お願いする場合の弁護士の関わりかたはどのようなものか

証拠については下記のような見解だった。

LINEのトーク履歴で直接的な内容が記載されていたので証拠としては十分。もちろん完璧を期すなら、調査するために探偵事務所を紹介できるが、費用は30~50万程度はかかるし、時間もかかる。自信がない弁護士なら勧めることもあるだろうが、わたしは不要だと考えている。なお慰謝料に実費として計上することもできる。

慰謝料について

共同不法行為で、それぞれに慰謝料を請求することができる。あなたの現状、まだ離婚することがわかっていないなら100万から300万の範囲だろう。交渉の段階ではいくら高く請求してもいいが、金額が大きくなると相手も弁護士が出てくるし裁判の相場近くに落ち着く。例外として裁判をどうしても避けたい人だと、500万でも要求を飲むことがある。これはあくまでも交渉だからだ。

弁護士が関わるタイミングと費用について

依頼を貰えれば着手金を受け取り、内容証明を送り、対応する。浮気相手にはここの弁護士事務所に来てもらう。あなたが立ち会う必要はない。慰謝料金額に対する割合で成功報酬としていただく。弁護士報酬を慰謝料に載せることはできるが通例10%だ。
相手には二度と合うことがないよう請求することになるが、まず何より奥さんと話してからのほうが良い。いきなり弁護士が出るとこじれる。

まずは妻と話してから、問題が起きてから対応するほうが良さそうだ。

慰謝料については私達の結婚期間が長いこと、幼い子供がいること、長期に渡ること、相手の社会的地位・年齢が高いことで増額される要素になるとのことであったが、思ったより高くない。

話し合いがどうなるかわからないが、相手は痛みを覚えるのか。私達の夫婦関係は悪化するだろう。その中で育つのは子供にとって本当に良いのか……。


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