オンラインのプログラミングスクールを検討していた件
一時期、Webプログラミングスクールに通うかどうかを検討してことがあります。リモートワークが可能な職への切り替えを模索していた時期で、本気で申し込みを考えていました。
なぜ申し込もうと思ったのか
リモートワーク可能な職が、ほとんどWeb系エンジニアだったことが大きな理由です。たった2年ほど前ですが、業務アプリケーションの世界でリモートワークというのをなかなか見つけることができず…。
だったらWebエンジニアになればいいんじゃない、と単純に思ったからです。あと、なんだか格好よさそう(笑)というイメージ。IT業界に長くいますが、Web界隈には縁遠くて、はっきりとしたイメージがわかなかったのもあります。
Web上に発信しているエンジニアって、Web系の人が多い印象(勝手なイメージ)。流行り廃りのスピードが速いから、情報発信も早いような気がしてました。業務アプリケーションはその業務を行っている企業とある意味一体化しているので、抽象化というか、汎用化させようとすると意外に難しい気がします。固有のロジックは守秘義務に引っかかるので言えないですし。もちろん、業界固有の仕組みとかは共通といえるのかもしれないのですが。
そんなわけで、Web系のエンジニアにキャリアチェンジを図ろうかな、と思ってみたわけです。そして、思っただけで終わりました。
結局申し込まなかった理由
1.費用対効果の問題
2.競争相手の問題
3.時間の問題
このあたりがネックになって、結局申し込みませんでした。
1.費用対効果の問題
そもそも言語は異なるとはいえ、プログラミング経験者であるということ。本を読んで構築したり、もっと安価な学習サイトで自習したりすれば自走できる(と思われる)こと。自分で何とかできるのでは思ってしまうと、なんだかコスパが悪いなあ、と思ってしまったわけです。世の中調べれば大抵のことは解決できる(多分)というのもあり。
2.競争相手の問題
次に、これだけ世の中にプログラミングスクールがあふれていて、とっつきやすい(と思われる)分野でエンジニアとしてやっていくとしたら、競争相手が多すぎるなと思いました。そしてその競争相手は私よりも若く、スタートダッシュも無理も利く。知識の吸収スピードも速いだろうと思われる。
となると、全然ブルーオーシャンではない。というか、むしろレッドオーシャンにしか思えない。そこで生き残るだけのバイタリティは私にはないな、と判断しました。
そして私がリードを取って戦える土俵は多分その世界にはないような気がする、と思いました。
3.時間の問題
仕事と家庭を回していかねばならぬ、という環境で自分が納得できるレベルに到達するだけの経験を限られた時間で捻出するのが物理的に無理だな、と思いました。やはりお金をもらう仕事をする以上、ある程度のレベルに到達していることは必須かと。経験値の少なさは若ければある程度まで許容してもらえるでしょうが、もう若くないのでそこはそれなりの期待値が要求されると思いました。
睡眠時間を削ればなんとかなりそうですが、睡眠時間が減る→不機嫌になる→イライラする→子供にあたる、という悪循環しか想定できない。
リモートワークをする理由が家庭と仕事の両立だったのに、それでは本末転倒です。
そんなわけで
プログラミングスクールを経由してWebエンジニアになるという選択肢は限りなく薄くなったのでした。
もしやるならフロントエンドよりはバックエンドのほうが好みではあります。DB好きなので。PHPとかRubyの本は買ったのですが、最初に少しだけ読んだ以降は本棚に立ったままになっています…。
結局流れに流れて落ち着いた現職で、少しPHPを触ったりもしているのでWebエンジニアの線がまったくなくなったというわけでもないのですが。
最終的には業務アプリもWebアプリもなんとなくわかる、ベテランSEとして生きていけるといいなあ、というところに落ち着くのかもしれません。
Webエンジニアって響き、恰好いいんですけどね(^▽^)/
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