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537 斎藤元彦 謎の人気


はじめに

今日の教育コラムでは、先日アップしました斎藤元彦氏の動画をオマージュさせた頂きました動画のコメントについて文字おこししたものが欲しいというご要望がありましたので下記に紹介いたします。
文字おこしを読んでいただけば、私の兵庫県で起きている今回の告発文書問題への考えが大筋でご理解いただけると思います。

文字おこし

きっかけは、斎藤県政の今回の問題です。告発文書問題への対応について私は権力者による公益通報者つぶしであるという見方をしています。
法教育やモラル教育の存在意味を根底から否定する様な斎藤支持の多くの人々俗に言う擁護派と呼ばれる方々の発言についても大きな違和感を持っています。斎藤氏の動画第一弾として先日配信されたものの中身は今回の問題の本質については謝罪も撤回もありません。「知事を辞めるほどの事なのか」と本人が失職の際に述べているように、告発文書を告発者本人が判断し、断罪したことについて彼はいまだに正しかったと感じている証拠だと思えて仕方ありません。
そこで、本来届いてほしい多くの人々の気もちを私なりにまとめたのが動画内の言葉とテロップです。文字に起こしましたので今日はその言葉をコラムとしたいと思います。

両者の動画のサムネ 上:斎藤元彦氏 下:私

【さいとう元彦への声】 筆:鈴木崇
兵庫の県政を停滞させたのは彼
県民の皆様へ
現在の告発者潰し問題
そして、県議会からの全会一致の不信任
県職員の皆さんが抱いた
斎藤前知事はじめ牛タンクラブに対する
不信感や恐怖心
改めて心から問題だと思います
申し訳ありませんでしたでは済まされません
厳しい叱責や時間外の労働の指示などアンケートからは
様々な県職員の皆さんに不快な思いを与えたようすが伺えました
公益通報者保護法違反の問題についても
犯人の探索を命じ、不利益処分をしたこと
二度ととこのようなことを起こさないためにも
公益通報者保護法の趣旨を正しく理解した
権力を乱用しない新しい知事が先頭に立って
告発された当事者が告発者を断罪するようなことのない
ルール作りや新たな制度の設置など
誠実に一つ一つ
独裁者が告発者を粛清する様な構図をつくらせない環境整備が重要です
しかし
そのためには、一連の公開パワハラをはじめとする
告発文書を怪文書扱いする様な
強権的な姿勢を真摯に反省する必要があります
そうした思いを彼が持てているのかという疑問があります
なのでこれまで、何十本も
彼がどうしてこういうことをしたのか
どういう思いを持っているのかについて
県民の皆さんにしっかりと
伝えさせていただくために
YouTubeで配信させていただいてまいりました
稲村和美さんが公式YouTubeやX
など様々なSNSを通じて日々の活動や
自分の思いを大切に伝えています
コメントでも本当に多くの激励や励ましの
言葉が見られます
私自身も応援しています
稲村さんはYouTubeをするのは初めてかもしれません
なかなかうまくいかないこともあるかも
しれませんが
できるだけ稲村さんの思いや
兵庫県民の皆さんへの誠実な言葉を
わたしも拝見していきたいと
いう風に思っていますので頑張ってください
皆さんには稲村さんのチャンネル登録をよろしくお願いします
稲村さんの次回の投稿をお待ちください
今回はご視聴いただきまして
ありがとうございました
NGシーン
優勝パレードの疑惑2か所に告発されてるんですよ

擁護する人たちの2つ問題

県職員の方へのアンケートの内容や斎藤氏のこれまでの「嘘八百」などの発言に対する擁護派と呼ばれる方々の受けとめは、陰謀でありデマであり、誰も音声データを出さないし訴えないというような指摘に始まり、告発行為自体を侮辱するものにあふれています。
擁護を受けている斎藤氏自身もこの周囲の発言の問題を諫めたり抑えようとしません。痛ましい結末になった告発者への彼の思いとはどのようなものなのでしょうか。私は、彼のこうした振る舞いの中に告発潰しの影を感じずにはいられないのです。
また、パワハラ問題についても受け止めが全体として軽視しています。県職員のアンケートは斎藤前知事への陰謀でありパワハラは無かったと今でも主張し続けています。彼がいったいなぜ知事の職を失職となったのかと言えば、それは彼の振る舞いに原因があったわけです。
出直せない選挙が与えている県民のみなさんへの不安を考えると11月17日にどのような結末を迎えるのか毎日、心配で仕方ない人も多いのではないでしょうか。
全くわからないのことが多すぎて、ネット工作だのSNS選挙だの何がどのように展開しているか、まるでアイドル選挙と勘違いしている前職の振る舞いに嫌悪感を高めている方も多いかと思います。
知事不在の中で今県庁の職員のみなさんは毎日の業務にあたっています。私はこの職員の方々に何か一言でも誠実に謝罪やねぎらいの言葉があるべきだとも感じています。
彼が3年間で作れなかった職員との絆はこの後なら、きっと築けるなどということは決して言い切れません。

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