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315 確定申告


はじめに

開業して、はじめての確定申告をしました。今回は、e-Taxで申告しました。マイナンバーカードも取得していましたし、PCやスマホからICカードを読み取るアプリのダウンロードまで、迷いながらでしたが短時間で何とか申請ができました。
今日はそんな、少し大変だったけど便利になった確定申告を通して感じたことについて少しお話してみたいと思います。

難しいところを助けてくれる

確定申告の時期には、税務署は大混雑します。また、少し前から税務署では、無料相談会や確定申告のやり方の講習会などを丁寧に行ってくれます。実際に何度か講習会にも出て、決算の仕方や確定申告に必要な手続きを教えてもらいました。
今回、e-Taxを利用して便利だと感じた点は、やはりインターネット環境があれば自宅で確定申告できるという点でしょうか。期間も2月15日以前から確定申告を受け付けてくれますし、訂正申告も簡単にできます。また、なにより控除証明書などの添付書類が省略できる点はかなり大きいです。
一番助かったのは、会計ソフトと連携できる点です。私は弥生会計ソフトを使って毎月の収入や経費をコツコツと入力してきただけでした。ソフトは自動で仕分けしてきた金額を適切な欄にその数値を流し込んでくれます。
やってみて何が難しいかというとどの金額をどの欄に書くのかというところが難しいということです。そこが自動でやってくれるというだけで、すごく助かりました。

ガイドに助けられる

もう一つ助かったことがあります。それが、確定申告の手順に関するガイドが動画、資料、電話相談など様々だということです。一体いくら納税すればよいのかどこに記載されているのか、引き落としはどのようにすればよいのかなど意外と初めての時はわからないものです。動画を見ながら見様見真似で進めていても不安は残ります。
しかし、行政のデジタル化が進んでくれているため、書類などもいらずマイナンバーカードに紐づけられた個人情報が確定申告の書類と紐づき余計な時間も複雑な手続きも省略できます。また、前職での所得や納税記録ももちろんマイナンバーカードのおかげで一元化されているため、納税額の計算も自動で算出されます。
さらにこの便利さを多くの人が共有していければ、税務署の混雑も軽減されますし行政コストも削減できることを実感しました。そのためには、さらにマイナンバーカードによる情報の管理や一元化、また、確定申告の際の手続きの簡略化と手順の簡単なナビゲーションの普及が重要だと感じます。
全ての経済活動が、透明性の高い中でデジタルマネーで運用されるような未来では、確定申告そのものが日々の生活の中ですでに終わっているなんてこともあるかもしれません。

それにしても、少し大変でしたが終わってよかったです。e-Taxの開始と弥生会計ソフトへの感謝と同時に、納税は国民の義務だということを自営業をしてみて改めて強く感じた今日この頃でした。

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