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566 兵庫県知事選挙14日目 「物言う人々」

はじめに

兵庫県知事選挙も残り3日となりました。ここ数日の選挙における様々な分断や軋轢に対して、稲村和美さんの選挙対策本部からは、きちんと選挙活動におけるフェア精神について注意喚起が発せられました。
今回の選挙ではすでに暴行などで逮捕者も出ているという話です。告発文書問題という出来事においては権力者が告発者を探索し、そしてその主張を当事者の判断だけで断じてきたことについて大きな疑義が生じて今日の問題につながっています。
こうした問題にしっかりと意識をもった候補者の1人から、選挙における支持者の振る舞いについてもしっかりとお知らせが出たことは、大変に評価できると思います。今日の教育コラムも兵庫県知事選挙について少しお話をしていきたいと思います。

稲村和美選挙対策本部より

デマによる論点のすり替え

選挙戦も終盤となり、いよいよ様々な情報が飛び交うようになりました。例えば、ある候補者の街頭演説等の写真がAI合成ではないか、また、そもそも告発者のプライバシーを流布していることは問題ではないかなどなど情報が真実かどうかまた、出している情報の内容が適切かどうかについても様々な意見が出ています。
17日間という選挙戦はとてつもなく長くそして険しい日々でした。常識では考えられないようなデマがSNSで飛び交い、都合のいい所だけメディアの情報を加工して流布する。さらに、超名人を呼び込んで謝罪作戦などと言って片方の情報だけで行動をとるコメンテーターなども登場していきました。
法的な解釈をひけらかし、法的に問題なければ何でもやっていいと言わんばかりの発言も飛び出すほどです。
一方で大手メディアや専門家たちは選挙期間中ということもありなかなか言いたいことも言えない状態です。そんな中でSNSを信じ切って間違った判断をしている人も少なくないはずです。
後悔をしないためにも、この問題があの3月の権力の乱用とそれ以前からあった物言えぬ空気の中で発生していることにもう一度目を向けていかなければいけないと感じます。

兵庫を代表する政治家の一人として

下記に紹介する文章は渡海紀三朗氏の最近出されたメッセージです。
一連の兵庫県における問題の核心を突いたメッセージが今大きく注目を集めています。ここに紹介します。選挙は最終盤です。兵庫県の国会議員の1人である方のメッセージにも一度目を向けてみるのも大切かと思います。

渡海氏のXより

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