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641 竹内さんは、でっちあげていないと主張するためにも、TBS報道特集は面倒な人間と向き合っていきます
はじめに
今日のコラムは、昨日放送されましたTBS報道特集を取り上げ、故人となられた竹内英明氏へのデマがいかに拡散され、家族やご本人を傷付けていったのかを指摘しながら、こうした誹謗中傷を止めるための発信をしていきたいと思います。
TBS報道特集を視聴する
兵庫県における告発文書問題、そしてそこから派生した公選法違反の疑惑や県議や県職員、家族たちを攻撃するSNSによる誹謗中傷の問題まで、これまでも精力的に取り上げ、発信して来てくださった番組です。
昨日、2025年1月25日の放送は、今回の竹内氏へのデマの大きな発信減の一つである立花氏への取材を踏まえた放送となっています。リンク先を下記に紹介します。内容は、自らの命を傷付ける行為に関する内容を含みますので、ご視聴する際はご承知おきください。
立花の発言は竹内氏を追い込んだものとは
立花氏の発言とされるものには、次のようなものがその一部としてあります。番組内でもそのことにふれながら、様々な証言を集めています。
①兵庫県知事選挙の街頭演説にて告発文書(7つの疑惑)の作成に竹内さんが関わっていたとデマを拡散
※確実に言って良い人だけ言います。といって竹内さんの名前をあげる。
②竹内氏の自宅に行くと脅す
③斎藤を貶めた主犯格と決めつけた動画を引用し投稿して拡散(249万回)
④議員辞職した後も誹謗中傷が続いた
⑤立花の自宅襲来投稿により家族は心を病んでいった
⑥嘘の情報を基にした発言が今までの政治家としての取り組みや人生を壊していった
デマを故人に浴びせる立花氏の振る舞い
メディアは竹内氏の死因をちゃんと報じていない、捜査を受けているのにそのことを伝えていないと言った趣旨の発言をしていた立花氏ですが、県警本部長は捜査も聴取も逮捕の予定もなく、全くの事実無根であるという趣旨の声明を出されました。
故人となられた翌日から数回にわたり配信された動画だけではなく別の選挙区で街頭演説でもデマを拡散していた立花氏のこの行動は異常なまでの虚言行動としか言いようがありません。独自の情報が入っているという持論の元、裏を取ったと言い切り、発信している情報の中には他にも結局のところ真偽不明のデマのようなものが多いのです。
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悪事を働いていたということが明らかだと、Xで拡散している立花氏の主張はいったいどのような情報から構成されているのでしょうか。ここまでのデマを発信しているわけですから、憶測ですが、相当確度の低い情報、つまり他の配信者の情報や彼に送られてくるデマを基に憶測で自分のストーリーに使えそうな話を採用しているようなものかもしれません。
でっち上げているのは竹内氏ではなく!
報道特集で、しっかりと話されたことの一つに竹内氏への誹謗中傷へのメディアとして取材を重ねた上での反論であります。
元西播磨の県民局長の奥様からの告発者のメッセージは、立花氏がデマを発信しているような竹内氏の偽造などではなく、あくまで告発者の妻が議事課とやり取りを重ねる中で、送られてきたものであり、それはまさしく奥様が主体となって行った行動であったのです。「奥様の意志で送られてきたものに間違いありません」という証言が、立花氏の発信がデマであったことをより鮮明に物語っています。
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ゆかたまつりについて
竹内氏が2023年のゆかたまつりについてブログで指摘した内容について、立花氏は動画配信で事実無根と主張をしています。
竹内氏の投稿
「着付けを当日直前にキャンセル」
「他の来賓とは別に自分だけ」
「着付けができる専門店に行って着付けした」
「公費で払うことになり、秘書課が負担することになった」
という指摘でした。
その後、職員アンケートが行われた結果の中に、このゆかたまつりに関する内容もありました。しかし、これは県職員からのアンケートの回答であり、竹内氏の発信したものではありません。しかし、先ほどのデマもそうですが、悪意のある配信者や斎藤擁護派の斎藤支持者たちは、あたかも竹内氏の発言であるかのように民意を誘導し、竹内氏を攻撃する流れを形成していったのです。
その中の1人に立花氏という発信力の大きなものがあり、竹内氏がデマをまき散らしたといった内容をXなどで発信していったのです。
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報道特集は、番組内でこのゆかたまつりで何が起きていたのかを知事をアテンドしていた芳賀さんの証言をもとに検証しています。
①もともと婦人会にお願いして着付けをする予定であった
②他の来賓も含め、公民館で着付けをする予定であった
③知事は、呉服屋で衣装を借りたいと言い出した
④竹内氏は、知事の急な要望で公費が使われたことを指摘した
立花氏の軽率な言動
番組の取材に対す立花氏の言動をみていると、告発者の奥様からの告発者の遺書に関わるメールにしても、ゆかたまつりに関する竹内氏の発言についても、軽薄なコメントで受け答えしているように私には見て取ることができました。
「でっちあげ」という言葉を「疑惑」と言ったと言い逃れしている場面は特に滑稽で、政治家としてだけではなくジャーナリストを自称している人間の発言とは到底思えません。また、ここまで故人が苦しむほどのデマを拡散したにもかかわらず、疑惑を述べているだけであって、立花氏自身はその疑惑を追及するほどの興味が無いとまで述べています。
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自分の発言に嘘をつき、そして、時々で発言の趣旨を都合のいいように弁明する姿は、兵庫県知事選挙で斎藤氏を支持し、サポートするために真実を伝えにやってきたと公言していた人物とは到底思えません。
長期にわたりデマを出し続ける影響
影響力の大きいインフルエンサーが中心になりデマを拡散させていたこともよくわかっています。立花氏がデマが発信し、東国原氏などもその情報を拡散させることに加担していたように少数精鋭の発信者が巨大な発信力で瞬く間に、デマを真実に変えるかのように発信していく様子からは、当事者であった竹内氏でなくとも我々であっても恐怖を感じてしまいます。
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県警本部長も否定する様なデマを拡散しているにも関わらず、こうして開き直り自らの行動を正当化する様な姿勢をとっている東国原氏の姿勢は、大変に違和感を持ちます。
斎藤知事は役割を果たしていない
SNSでの誹謗中傷を明確に注意したり、立花氏に対してメッセージを発信したりしない斎藤知事に対する厳しい指摘を村瀬氏はしています。記者会見でもこれまでに何度も繰り返し問われてきた斎藤氏への質問もこうした意味を含んでいたのだと思います。
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竹内氏は黒幕だなどとのデマを拡散している人間や立花的な発言を妄信して、そのデマを拡散している人間たちをしっかりと相手にしていく必要があるのです。
相手にするとめんどくさい人間の1人がこうした立花氏たちなのかもしれません。何かあると裁判、何かあると自宅凸、何かあるとデマの拡散、何かあると誹謗中傷の動画、さまざまな手法で自分の意にそぐわないものを強く攻撃します。
「結果的に立花的な言動を受け入れるような社会が広がっているのかもしれません。」という報道特集の最後のまとめの一節には重要なメッセージが含まれていました。