605 緊急!12.22兵庫県知事選挙に異議あり!真相究明県民集会 現地報告

はじめに

今日のコラムは、兵庫での経験を少しお話ししたいと思います。県民集会に参加することが主な目的でした。当初は行けないと思っていたんですが、予定を調整して県民集会に参加するために兵庫県に向かいました。何とか午後に兵庫に到着し、そこから夕方までの間に見聞きしたことを簡単にまとめたいと思います。

立花氏と兵庫県警前で遭遇

到着して県庁前の駐車場に車を停めると、すぐ目の前の県警本部の入口にはすごい人だかりができていました。予告通り、立花氏が任意聴取に応じていました。13:00になると予告通り署からおもむろに出てきた表情はいたって平気そうな感じがしましたが、これまで立花氏を見続けてきた方々が言うには、相当追い込まれている可能性があるという考察でした。
直ぐに彼は、いくつかの質問に答えると、応援に来てくれた関係者に挨拶をしてまた署内に入っていきました。
今日彼ともう一度再会したのは、その後4時間くらいたってからでした。

県民集会

現場は、県庁から徒歩10分もしない場所でした。道案内をしてくれた方と道々今回の選挙についてお話ししながら歩いた時間はとても有意義な時間となりました。
当時の状況やそれ以前の県政の様子など当事者意識の高いお話は県外からでは見えてこない貴重な情報でした。そうこうしていると長蛇の列が見えてきました。そこにはこの選挙戦を戦ってきた稲村陣営の人々だけではなく、反立花、反斎藤、などという枠にとらわれない多くの県民、そして県外の人々でした。
署名の列には1時間ではおさまらないほどの時間、列が絶えませんでした。また会場は3つに分かれていましたがいずれも満員でした。県議や市議、ジャーナリストにユーチューバーなどなどどこかで見たことのある顔ぶれも勢ぞろいしていました。
私も、リスナーの方々とお話をする中で今回の選挙の異常さに改めて驚き、新たな気づきを得ることができました。
11月16日選挙戦最終日にお会いした方々とまさかこのようなかたちで再開するとは思いませんでしたが、私はこの戦いは民主主義を守ろうとする多くの方々の強い意志と信念が突き動かしているものだということを改めて認識しました。

問題点

今回の選挙を登壇した様々な立場の方や会場に集まった県民のみなさんが口々に訴えていた問題をいくつか整理すると次のようなものとなります。これ以外にも本質的な問題が多いと思いますが私が認識したものをまとめます。

①斎藤県政の3年間に対する不満 対話不足 調整不足
②2馬力選挙への不満
③告発者への誹謗中傷
④公用PCのプライバシー情報に基づく故人の行いと告発文書は別の話であるということ
⑤斎藤氏の公選法の疑い
⑥告発文書問題に対する県や知事、幹部の対応の問題
⑦SNSによるデマや誹謗中傷の拡散
⑧民主主義の根幹とも言うべき選挙をゆがめる言動

この8つを私は挙げました。この問題をここで食い止めなければ、この後の参議院選挙をはじめ多くの選挙で2馬力3馬力で選挙が出来てしまうことやポスターに誹謗中傷のデマを貼りだしたり、政見放送でデマを流布していいとなれば、公正な選挙ができない事態になる可能性すら生じてきます。
また、金にものをいわせてSNSの専門家に別名目でお金を支払い選挙運動を手伝わせることができるとなれば、これもまた大きな問題となります。
郷原弁護士、上脇教授が告発した公選法違反の疑いについても告発状が異例の速さで受理されたのも、こうした懸念を社会全体が抱いているという現状への理解からではないでしょうか。
今回の県民集会に出て最初から最後までお話を聞き、署名活動に参加できたことはここから始まる捜査当局の本格的な捜査や各自の法的な対応が受理されていることを後押しする大きな力となると思います。
ある登壇者が、参議院選挙の際には、今回の兵庫県知事選挙で各党、会派がとった行動を忘れず別の形で県民の審判を下すべきであるという主張がなされていたことも忘れてはいけない内容だったと思います。

立花氏解放

県民集会が終了したのは16:30の事でした。県庁前の駐車場に戻りつつ県警本部の前を見ると人だかりができていました。立花氏は予告していた時間通り17:00になる少し手前で解放され、県警本部から取材陣の前に姿を現しました。
入っていく時よりも少しだけ疲れてはいましたが、横田一さんの厳しい追及にも、厳しい口調で少し苛立ちながら一通り答えていました。寒さもあり短めの時間を過ごし、足早に車に乗り込みその場を去った姿はとても印象的でした。途中の質疑の中で年明けも事情聴取が続くことを打ち明けていました。今回のように日時は告知しないということでした。名誉棄損だけではなく脅迫、偽計業務妨害でも告発、告訴が受理されておりその関係の事情聴取だという様なお話しぶりだったように記憶しています。
いずれにしても、年明けも捜査、聴取は続くということでした。また、南あわじの市長選挙には出馬しないということで防波堤は死守できそうです。

いよいよ12月25日は百条委員会です。最終尋問が行われます。今回の疑惑の中心である片山氏、そして斎藤氏に対する証人尋問、総括尋問となります。幹部職員の情報漏洩の実態にも関わる質問は出るのでしょうか。9月からこの問題は指摘されてきています。しかし、選挙戦でも情報漏洩は加速し、今では県保有のデータが外部に流出し動画にまでされている可能性があります。にもかかわらず削除依頼や内容確認すらしていない現状に私は大きな違和感を感じます。
県民集会でも多くの人々がその点を疑問に感じている、憤りを感じていると主張していました。今回、久々に神戸に街を訪れ、多くの方々とお話しする中で改めてこの問題の根深さと暗さを感じました。今は、先が見えないほどの暗さ、闇を強く感じています。正義が貫かれることはあるのでしょうか。そして兵庫県庁の混乱に終止符は打たれるのでしょうか。

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