599 兵庫県知事選挙「異例の速さで告発状受理」
はじめに
兵庫県知事選がおわり、生じた疑い、それは斎藤知事陣営SNS運用めぐる公選法違反でした。郷原弁護士と上脇教授が告発した告発状を検察と警察が受理いたしました。
今日はその話題について動画で配信しています。本日も仕事の合間に撮影したもので、コラムにはそこで用いたスライドを添付いたします。詳しくここで文章でお知らせ出来ないことをお詫びいたします。
今回の告発
11月20日、兵庫県知事選挙の3日後のことでした。折田noteと呼ばれるPR会社の代表が公表したブログが今回の告発の始まりです。
斎藤知事のSNS運用に関する記事をウェブサイトに投稿したその内容に多くの人々が公選法違反の疑いを持ちました。
その部分とは多岐にわたりますが「私が監修者として、運用戦略立案、アカウントの立ち上げなどを責任を持って行った」といった説明部分は、特に重要な証言となりました。
告発は異例の速さで検察と警察に受理されました。告発状が受理されたからと言って事件が立証されたわけではありませんが、虚偽告訴罪などという実態のともなわない告発はもうすでにほとんどその意味を成しません。
郷原先生方の論理的な告発が捜査機関に認められたことをまずは感謝したいと思います。