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658 兵庫県問題「品位を傷付ける政治家」「斎藤元彦氏が言うところの第三者委員会とは」
はじめに
竹内県議の不幸な出来事が起きたことに関わる、デマの拡散の原因となった1枚の紙の拡散に関わったと思われる岸口県議の主張と立花氏の主張が食い違うことについては、維新の会の代表である吉村氏が調査を進めると考えを変えました。
実は、この竹内氏の不幸な出来事が起きた1月18日以降、1月20日に立花氏が竹内氏の出来事について逮捕を苦にしてそうした行動を起こしたというデマを拡散させたという出来事がありました。今日はその関連の話を少しさせていただきたいと思います。
高見市議への政倫審
高見議員は1月20日に本人のXである投稿をしています。
「兵庫県警の内部では、斎藤知事ではない人の応援をするように通達されていた」といった趣旨の内容の投稿です。しかしこれは全くのデマで、すでに兵庫県警は高見市議の投稿内容を事実ではないとして削除要請を自民党県連を通じて要請しています。しかし、削除をする気配はなく自分の発信は間違っていないという姿勢をとっています。
そんな高見市議の対応は不適切な投稿を放置するものであり、議会の品位を傷つけているという指摘にまで発展しています。その事を許さないとしてなんと近く、政倫審の設置が行われる見通しだそうです。既に、自民を含む8会派が賛同していて議長に審査請求書が提出され受理されているとのことです。
岸口氏が同席する場で手に入れ流布した立花氏のデマ
立花氏が手に入れた「竹内県議が黒幕」と言った趣旨のデマが書かれていた文書を手渡したのは選挙期間中の事でした。デマを流布する行為がここまで明確に県議が関与して行われているという事実を私は許せません。
さらに、県職員の幹部も9月から情報漏洩に関与していた疑いがあります。また元副知事がこのデマの文書の作成や流布にも関与しているという説もまことしやかにささやかれています。
1月20日に立花氏により竹内氏の悲劇に対してデマをまき散らし、高見市議も兵庫県警の完全否定に対してさらにデマを拡散させるという事態になっています。
デマで選挙を応援し、デマで百条委員の追及から斎藤氏を擁護しようとするそうしたデマの力を借りて守られたり、守ったりしているそんな疑いが多くの方の中にも存在しているのではないでしょうか。
斎藤元彦氏の言うところの第三者委員会とは
兵庫問題では3つの第三者委員会が立ち上がっています。しかし、そのうちの告発文書問題全体に関わる調査をしている第三者委員会は日弁連のガイドラインに則ったものです。しかしそれ以外は、斎藤氏が第三者委員会と言っているだけで外部の弁護士に依頼してはいますが、先に述べたものとは状況は違います。
中でも情報漏洩問題について元総務部長の疑惑を調査しているものは夏からの調査です。1月8日に設置したという県保有のデータが流出した疑いについても1カ月以上が過ぎましたが何の進展も知らされていません。
百条委員会では元総務部長への刑事告発も視野に入れた対応すらも検討されています。このように考えると斎藤氏が記者会見等で繰り返し「第三者委員会を・・・」との答弁が、果たして本当に「斎藤氏やその仲間に関わりのない、公平公正な立場からの調査」を期待していいものなのか、甚だ疑問だといえるでしょう。