【留学は自分を変えたひとつのきっかけ!】アメリカの有名大学UCLAを卒業したしのさん -#Diverseas インタビュー01-
日本の大学を辞めて、アメリカに4年間留学へ行った
しのさんに今回はインタビューしてみました。
アメリカのコミカレへ留学した後UCLAに編入し、今年卒業された方です。
今回は、Diverseasの取材に協力していただきました。
彼女を留学まで突き動かしたものは?そして、留学で彼女が得たものは何なのでしょうか?
留学にいくまでの道のり
ー日本の大学を辞めて、留学に行こう!と思ったきっかけを教えてください。
はい。日本の大学に通いはじめてから、日本の大学の雰囲気に馴染めないと思ったんですよね。私の大学だけだったのかもしれませんが、授業に対して一生懸命でなかったり、大学自体全然来ない子とかも居て。なんか違うなーと感じました。
あと、日本の大学の特徴として一生懸命頑張る人の足を引っ張ったりする文化があったりして。
私は一生懸命頑張りたかったのに、何かちょっと合わなかったりしたんです。それに加えて、私自身も今まで周りの子が進学するから大学進学を選んだり、専攻も自分が入りやすいところを選んだこととかも振り返って、今まで何も考えずに選択をしてきたなぁ、、って振り返るタイミングとかもあって。これらのいろんなことが重なって、まずは大学を辞めることを決断しました。
ーなるほど。ちなみにそこからどのようにして、「アメリカ留学」という選択に至ったのですか?
まずは、大学を辞めてから、「自分が変われる場所」「輝ける場所」ってどこなんだろう?と考えてみたんですよね。
そのときにふと「世界で活躍できるかっこいい大人になりたい!」と思ったんです。
そしてその考えを元に、海外に行くことを決めました。
そこでどうしてアメリカだったのかと言うと…すごく単純なんですけど、海外で勉強をする選択について自分で調べていったら、アメリカとイギリスの大学が出てきて(笑)
そこで、留学斡旋会社にも相談したりして、大学のアメリカ留学だと最低4年、イギリス留学だと最低5年でしたので、アメリカに行くことにしました。
そうして、アメリカのコミカレ(※)に入学することになりました。
※コミカレ
アメリカの公立の2年制大学(日本で言う短大のようなもの)
ーちなみに英語力はどれほどだったんですか?
高校卒業するときには英検2級くらいしか持ってなかったですね。
留学行く前に、TOEFL iBT受験して準備をしていたんですけど、最初に受験したときは30点後半くらいしかとれなくて。そこから留学行く前には70点- 80点くらいになったので半年で、2倍くらいには伸ばしました!
ーえっ!すごい!ちなみにそれは独学で点数をあげていったんですか?
いや。私は留学斡旋会社を通して留学にいったから、パックでTOEFLiBTのクラスとかもついてきてて。
でも、個人的に思うのは、TOEFL iBTは過去問とかを何回も解いたりしたら点数は挙げられると思います!
ー留学に行く前の不安とかってありましたか?
不思議と不安とかはなくって。笑
元々英語が得意だったわけでもなく、何ならカリフォルニアの場所もよくわからないくらいだったんですけど、不安という感情よりは新しい土地で、自分らしく頑張りたい!!!というわくわくした感情のほうが強かったですね。
でも、いざ留学に行ってみてから、英語をうまく話せなかったり、友達を作るまですごく大変だったり、携帯の契約もできなかったりして・・・不安にぶつかることがたくさん出てきましたね。笑
でも、なんとかなりました!
ーなるほど。留学に行ってみてからぶつかった不安に対して、どうやって対処していったんですか?
私は、留学に来た目的自体に、自分の武器を見つけることと、かっこわるい自分を変えてかっこいい自分になりたいって軸があったから、この軸がいつも自分のモチベーションになって、つまづくことがあっても、そのモチベーションで乗り越えてこれたかな。
今まで、いろんなことから逃げてきたかっこ悪い自分を変えるために、アメリカに来たからそこはとことん頑張れました。
(▽留学中の写真:しのさん提供)
留学と旅行の違いとは?
ー「海外に行く」と言っても、旅行でも海外経験は積めると思うのですが、しのさんは留学と旅行の違いとは何だと思いますか?
まずは旅行と留学では「期間」が違いますよね。
長期間いることで、その土地の文化や価値観などにどっぷり染まることができるんじゃないかと思っています。そして、そのように自分が染まっていく中で自分に対する理解も深まっていくのではないかと思います。
アメリカには価値観が違う人がたくさんいてそれが「当たり前」で、日本の当たり前は当たり前ではないことに気づいて。日本にいたときは、型にはまった価値観みたいなものがあってその中で生活してきたけれど、現地の友人とたくさん話したりして「自由の国」アメリカの文化に染まっていったんですよね。そこで
「自分は、世界にとってどんな存在なのか?」「私はどうしたいのか?」
ということをものすごく考えるようになりました。
おかげで留学前よりもっと自分と向き合い続けられたので、自己理解を深めることができました。
そして自分の事を好きになれたことで「こんな自分でもいいんだ」と自信を持てるようになりました。
あとは、留学しなければアメリカ人の大学生とこんなに密接に関わることはできなかったなあと思っていて。留学したおかげで、現地の同年代の大学生ともたくさん話したりできて、文化の違いや様々な価値観とかをより自分の感覚で理解できたんじゃないかなあと思ってます。
ー確かに、海外で生活して現地の考え方とかに染まっていくうちに自己理解がどんどん深まっていく感覚ってありますね。
しのさんからのメッセージ
ーでは最後に、メッセージをおねがいします!
はい。
自分を変えるきっかけとかって、留学だけではないと思っています。だから一概に、留学という選択肢だけをおすすめしたくはないです。留学に来たから必ず変わるわけではないから。
でも、自分が変わるか変わらないかは自分次第だと思っているのでそこは、自分で環境を作り上げるための行動はしてみたらいいんじゃないかと思ってます!
「留学に行きたい」と思うのであれば、まずは自分自身で「どうして留学に行きたいのか?」と一度考えてみて欲しいと思います。私自身も、もしかしたら日本にいても、もっと変わって開花していたかもしれないと思うこともたまにあって。そういう点も含めて、今一度自分の中で立ち止まって考えてみることはおすすめします!
でも、海外に行きたいと思うのであれば、絶対に出てみたほうがいいと思います!
留学に限らず、まずは行ってみたい国とかを選んで旅行でも行ってみたらいいんじゃないかと!笑
ーありがとうございました。
日本の大学を辞め、アメリカへ4年間留学することは、非常に勇気のいることだと思います。しかし彼女は「自分を変える」ために自分が決めた軸を強く保って強くなった。そしてまた新たな挑戦をしようとしている。
留学は、自分の環境を大きく変えるため、新しい自分を見つけるチャンスでもあります。その機会を上手く活用すれば、もっともっと「自分の価値」を見いだせるのかもしれないですね。
とはいえ、留学には様々なハードルもあります。
そんな時友達や先輩に相談するようにチャットでDiverseasにも連絡してみてください!Diverseasはあなたの留学に向き合い・相談に乗り、あなたの留学を応援します!!(相談は無料です)
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