鹿男あをによし
随分と時間がかかってしまった・・・
この本をダウンロードしたの何時だったか?
次読む小説を探すのに、検索ワードを「奈良」にした。
生まれ育った場所で選べば、感情移入しやすいかなぁと。
「鹿男あをによし」 万城目学
行ったことある場所、見慣れた景色、
駅名などで、最初から心掴まれた。
途中で作者の検索をして、映画で観たことある「鴨川ホルモー」の方なんだと。
存在する景色に、ファンタジーが混ぜ込められ、伝説が絡んできたもんだから、
「ホルモーっぽいな~」と。
70%くらいまでは、読み進み速度悪かった。
隙間時間が取れず、ストーリー忘れちゃうくらい滞っていた時期もあり、数ページ読み返したり、飽きちゃったり・・・
72%越えたくらいから、伏線回収が始まり、読み手のモチベも上がってきて、「飽きた」って感情はどこへやらで、
クライマックスから最後まで、一気読み終えました。
生まれ育った地域、リアルに思い出せる景色に伝説だの言い伝えなどが加わり、「スズメの戸締まり」とリンクするような流れもあって、
とっても、とっても、面白い楽しい本でした。
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