⑤ステーキングの開始
はじめに
この記事は「SafeCoinをステーキングする方法」のシリーズものになります。はじめましての方は下記の参照をお願いします。
1. ステークアドレスの作成
下記を入力してEnter。
~/Safecoin/target/release/safecoin-keygen new --word-count 24 -o ledger/stake-authority.json
BIP39 Passphraseが聞かれますが、何も入力せずにEnter。
4.のときと同じように24個の単語の秘密鍵が表示されるので保存しておきます。
下記を入力してEnter。
~/Safecoin/target/release/safecoin-keygen new --word-count 24 -o ledger/withdraw-authority.json
同様にBIP39 Passphraseは何も入力せずEnter。
秘密鍵は必ず保存しておきます。
そして、下記を入力してEnter。1SAFE入金した状態でステークアドレスが作成されます。
~/Safecoin/target/release/safecoin create-stake-account ledger/validator-stake-account.json 1 --from ledger/validator-identity.json --stake-authority ledger/stake-authority.json --withdraw-authority ledger/withdraw-authority.json --fee-payer ledger/validator-identity.json
このときに生成されるSignatureは必ず保存しておきましょう。後で使います。
2. ステークアドレスの確認
Explorerで確認しましょう。
下記にアクセスします。
先程保存したSignatureを赤枠に入力してEnter。
トランザクションの情報が表示されるので、下へスクロール。
生成されたステークアドレスが確認できます。
3. ステークアドレスの増額
ステークアドレスを作成するときに1SAFEだけ入金して作成しましたが、実際には10000SAFE以上ステークアドレスに入れた状態でステーキングを開始しないと、ステーキングの報酬がほとんどもらないです。ということで、先程作成した自分のステークアドレスに対して、SAFEをさらに送金します。
下記を入力してEnter。10000のところが送金するSAFEの量で、この例では10000SAFEをステークアドレスに送金します。20000SAFEや150000SAFEステーキングする場合は、この数字を変えて入力してください。
~/Safecoin/target/release/safecoin transfer ledger/validator-stake-account.json 10000 --fee-payer ledger/validator-identity.json
ステークアドレスの現在のSAFEの量は、Explorerで確認できます。
下記にアクセスして
https://explorer.safecoin.org/
赤枠にステークアドレスを入力してEnter。
この例では12955SAFEがステーキングされていることが確認できます。
4. ステーキングを開始する
下記を入力してEnter。ステーキングが開始されます。
~/Safecoin/target/release/safecoin delegate-stake [YourStakeAddress] [VoteAccount] --fee-payer ledger/validator-identity.json --stake-authority ledger/stake-authority.json
[YourStakeAddress]:先程作成したステーキングアカウントを入力ください。
[VoteAccount]:ここにはvalidatorのアカウントを指定します。validatorは色々いますが、日本でvalidatorをやっている私のアカウントがおすすめです。AueHZsYJZcrxKTvucrGyyBfGonX97gPbewAxPcdwMrLjです。ぜひご利用ください。
ちなみに具体例だと下記のような入力になります。 []は外してください。
~/Safecoin/target/release/safecoin delegate-stake [YourStakeAddress] AueHZsYJZcrxKTvucrGyyBfGonX97gPbewAxPcdwMrLj --fee-payer ledger/validator-identity.json --stake-authority ledger/stake-authority.json
これでステーキングの完了です。ステーキングの報酬は、ステーキングアドレスに2日に1回ぐらいのペースで送金されます。2,3日後、Explorerでステーキングアドレスを入力してbalanceが増えてるか確認しましょう。
3. 最後に
SafeCoinをステーキングする方法についての説明は以上になります。全体を通して、何か不明な点や質問などありましたら、twitterで受け付けしています。@diver_1975まで連絡ください。また、ステーキングする際にvalidatorアカウントに私のアカウントを指定して頂いた方には、可能な限りサポートしますので気軽に連絡してください。