④ウォレットの作成、ステークアカウントの作成
はじめに
この記事は「SafeCoinをステーキングする方法」のシリーズものになります。はじめましての方は下記の参照をお願いします。
1. ウォレットの作成
③でビルドしたSafeCoinを使って、ウォレットを作成していきます。
まずは下記を入力してEnter。
cd
下記を入力してEnter。
mkdir ledger
下記を入力してEnter。
~/Safecoin/target/release/safecoin-keygen new --word-count 24 -o ledger/validator-identity.json
bip39 passphraseを聞かれますが、指定しなくても問題ないので、そのまま何も入力せずにEnter。
このときに生成される秘密鍵は必ず保存しておきましょう。上の画像だと黒で塗りつぶしてる部分に24個の単語が並んでいるはずです。この24個の単語の並びが秘密鍵になります。ここで保存しておかないと、ウォレットの復元ができなくなります。おすすめは、上の画像に出ているテキストを全部コピーして保存しておくことです。そうすれば、何に対する秘密鍵だったかも忘れずに保存できると思います。あと、この秘密鍵は絶対に他人には絶対教えないようにしましょう。ハッキングされる可能性があります。繰り返しになりますが、この工程は面倒臭がらずに必ずやって保存しておきましょう。
次に下記コマンドを入力してEnter。
~/Safecoin/target/release/safecoin-keygen new --word-count 24 -o ledger/validator-vote-account.json
ここでも同様にBIP39 passphraseが聞かれますが、何も入力せずにEnter。このときに生成される秘密鍵も必ず保存しておきましょう。ここで保存しておかないと復元できなくなります。
次に下記コマンドを入力してEnter。
~/Safecoin/target/release/safecoin-keygen new --word-count 24 -o ledger/validator-stake-account.json
ここでも同様にBIP30 passphareseが聞かれますが、何も入力せずにEnter。
このときにも秘密鍵が生成されるので、これも必ず保存しておきましょう。
最後に下記を入力してEnter。
~/Safecoin/target/release/safecoin config set --keypair ~/ledger/validator-identity.json
このように表示されればウォレットの作成と設定が完了です。
2. ウォレットのテスト
作ったウォレットが使えることをテストするために、お試しでSafeTradeで購入した10SAFEを、作成したウォレットへ送金してみましょう。
まず、作成したウォレットのアドレスは、下記のように入力することで確認することができます。
~/Safecoin/target/release/safecoin address
これでこのようにアドレスが表示されるはずです。
SafeTradeのウォレットから、このアドレスを送付先に指定し、10SAFEを送金します。
数秒後、作成したウォレットで10SAFE受け取ったことを確認します。
下記を入力してEnterで、ウォレットの残高を表示できます。
~/Safecoin/target/release/safecoin balance
実際には手数料が引かれるので、10SAFEから手数料が引かれた額がウォレットに入ってるのを確認できるはずです。
以上で、ウォレットの作成、テストまで完了しました。秘密鍵がいくつか出てきましたが、何に対する秘密鍵かもセットで必ず保存しておきましょう。
次がラストでSafeCoinをステーキングして報酬を受け取り、SAFEを増やしていきます。
ここまでの手順で何か分からない点や質問などありましたら、twitterで@diver_1975 まで連絡ください。