見出し画像

11月4週目/週次報告

Dive in! 週次報告2回目です!
今週も今井さんから聞いた活動についてお伝えしていきます!

11/25~11/29までのできごと

25日(月) みんなのルールメイキングプロジェクト(校則見直し)

2019年から経済産業省の取り組みで始まったプログラム。
2021年から大阪の2つの学校に上司とともにコーディネーターとして行ったのが関わりのはじまり。
2023年からは関西地域のエリアパートナーとして関西で活動する先生や生徒の交流会を企画する役割に!

今年度からは学校への訪問が始まり、25日(月)に泉大津市の誠風中学校に訪問しました。
生徒は有志と生徒会で10人ちょっと集まり、生徒が先生と話す時間が欲しいとのことでトーキングパーティーのサポートを行いました!

学校内のほぼ全員の先生が参加され、5、6人の先生 対 1、2人の生徒で対話を。
生徒たちは「見直したい校則」「校則に対する違和感」についてワークショップを企画し、今井さんは最後の15分「ルールは何のためにあるか」というテーマで話すことを依頼されたんだとか!

今井さんは、ルールメイキングとはルールを失くしたりわがままを通したりするのではなく、生徒も先生もお互いに自分たちを守るためにルールはあるということを伝える時間にしたいと考えたそう。
ルールメイキングは校則を変えるプログラムと勘違いされがちだが
「自分の身の回りの環境を変えていく」
「あたりまえを疑う」
「人と対話をしながら納得感を見つけていく」
「生徒たちの非認知能力をあげていく」
などが大事な要素や目的とされており、そのための手法として校則を使っているんです!

ワークの内容を公開!
グループごとに2回対話をしてもらいました。
1回目は「ルールが何のためにあるかグループごとに対話してください」とだけ伝え話してもらい、
2回目はルールを設定した上で(一人1分で・他の人が話しているときには笑顔で頷いて・答えがない問いなので今思っていることなんでも言っていいし他の人も否定しないで など)再度対話してもらいました。
どちらがやりやすかったのか尋ねると多くの人が2回目と答えていて、1回目は一人が話して終わりというグループもあったんだとか!

ルールがあることで安心して過ごすことができると体感してもらったことでルールメイキングの捉え方も少し変わったのでは?と今井さんが話してくれました。

数日後のアンケートでも先生方から「生徒とこんなにゆっくり話せてよかった」「もっと生徒と話をしていかないといけないと思った」などといった声があったので、これからの活動に注目です!

今は今井さん個人で委託を受けてやっているけれど、来年度以降はDive in!として受けたり神戸の近隣の学校とも連携したりできればと考えています!!

26日(火) NPO法人リベルタ学者と宝塚NPOセンターからの視察

阪神間で中高生のサポートや大学生の起業支援をしている『NPO法人リベルタ学舎』の方と『宝塚NPOセンター』でアルバイトをしている大学生の
4名がはなれの視察に!
話をする中で共感することが多く、「自分達でできる範囲は決まっているよね」という話や「神戸市や兵庫県のいろいろな団体が繋がりながらそれぞれが得意なことを活かして助け合える流れをつくれたらいいよね」という話をし、悩みや思いを共有しました。
居場所を求めてはなれに来た若者がプロジェクトややりたいことが出てきたときにリベルタ学舎さん等と繋げることが理想です。
地域全体で若者を見守るためにそれぞれの団体が何ができるかを理解しておくことや、支援者同士が繋がりを持っておくことが大事だと再認識しました!

今井というやつがいる…と噂されていたり、「Facebookで見たことあります」と言われたり、共通の知人がいたりするけれど、会っておかないと、いざ何かあった時に相談しようと思ってもらえないかもしれない…。
今後も自分たちの活動に引きこもっているだけではなく、もっと繋がりを大切にしていきたいです!

27日(水)彩星工科高校にて探求授業

ある高校生が「スマホのながら見運転や歩きスマホをなくすこと」をテーマに活動。
先週の発表では駅前で自転車に乗っている人に声掛けをしたが、無視をされて上手くいかなかったと発表していました!
しかし今週はテーマを変更。
理由を聞くと、「できることは一通りやったけどうまくいかなかったから…」とのこと。
今週は本人も持っているADHD特性と障害の違いについて発信するというテーマに変わっていました。

行動してみることで自分との接点が強いテーマに変わっていったことがめちゃくちゃ面白い。
生徒の行動して変わっていく様子が面白い。
自分なりの考えやアイデンティティの獲得になればと今井さんが話していました。

今年度の授業は残り5回ほど。
探求の授業が学力で評価されない子たちが自信を持ったり、何かアクションを起こしたいと思ったときの考え方や経験を持ったりする機会になればと思っています!

29日(金)『NPO法人セーフティベース』さんと交流

11月26日(火)に虐待の被害にあった若者やひとり親世帯の人たちの居場所「スイートピー」が長田にオープンしました!
火・水・金にオープンしています。
社会的養護の施設や里親などで育った若者、ひとり親世帯の人たちが困った時に悩みを聞き、必要な支援に繋げるサポートをしていくための拠点として開設されたそうです。
今後はなれに来た子が困ってそうな時に紹介したり、協力してなにかやったりして繋がっていけたらいいなと思っています!
元々繋がっている方だったのですが、長田にオープンされて近くなったので、さらに繋がりを持っていきたいです!

かれんのコメント

知ろうとすること、自分から行動を起こしていくということはとても大切だなぁと感じました。
まずは知ってみなきゃ何をすればいいか分からないし、行動に起こしてみないと課題も見つかりにくいし成長しにくいんだろうなぁと感じました。
今井さんの話を聞いてみてDive in!の活動について詳しく知ったり、ユース世代や教育・法律について知ったり、自分にできそうなことややっていきたいことが少しずつ見え始めたり…。
まだまだ知らないことがあるだろうし、自分にできることもきっとありそうな気がします!
みなさんも、まずはこの週次報告を通してDive in!について知るということから始めてみてほしいです!


いいなと思ったら応援しよう!