野球部でベストナイン2回を貰った僕はそれでもインドへ行った
小川さんは北海道大学野球部に所属し同校のホームラン記録も持つ体育会学生としては申し分ない実績を誇る。そんな彼がなぜインドにきてスタートアップでインターンをしたのか、その背景にある想いを聞きました。
ーこんにちは。まずは自己紹介お願いします。
はい。僕は8歳から22歳まで野球漬けの生活を送っていました。大学でも野球をやりたいと思い、現在の大学を選びました。大学野球は想像以上に活躍でき、4年時にベストナインを2度獲得し、打率(5割!)とホームラン(年間6本!)の自大学の記録を作る事ができました。しかしそんな結果を残した中でも、一番心に残っているのは、運営において人を巻き込む難しさであり、「信頼」という言葉の意味をひたすらに考えさせられた野球生活でした。しかしそこで学んだ「人とどう向き合うか」は本当に自分の背骨に刻まれるような深い経験でした。
ーありがとうございます!ご自身の記録もすごいですが、チームプレーの醍醐味も体感されたんですね。昨年も就活したと聞きました。
はい。部活をしながら就活しました。部活を優先しつつ、手を抜かずにちゃんと取り組みました。しかし、多くの企業の最終面接まで進めるものの、希望の会社から内定をもらうことはできませんでした。多くの最終面接に落ちた6月の中旬から、公務員になることや、諦めずに就活を続け現役で就職するか迷いに迷いましたが、野球部の先輩のアドバイスもあり、もう一度来年同じように就活をしようと決めました。
(YouTubeでも話題になるほど有名な大学野球選手時代)
ーそんな中なぜインドインターンに参加されましたか?
正直いうと、就職浪人の間に何かしないといけないという焦りがあったからです。部活を引退し、就職浪人の焦りから旅やプログラミングなど様々なことに手を出していました。そんな中Facebookでインドインターンの投稿を目にしました。そういえば、就活をしていた時から海外に行きたいという漠然とした思いがありましたが、なぜそう思うのかを面接で客観的に相手に説明することが出来なかったな、と。「海外で働きたい理由がわからないなら、行ってみればいいじゃん。」そんなメンターの方の声にも押されて、参加を決意しました。参加を決意したのは、プログラムが始まる3日前でした。
ー3日前に申し込んだというエピソードも行動力のある小川さんらしいですね!実際いってみてどうでしたか?
まず素直に行って本当に良かったです!なぜなら実際に海外でビジネスに本気で取り組む経験ができたからです。そこから自分のなりたい姿が明確になりました。日本人として海外で働くというのはたくさん方法がありますが、私は日本の持っているモノやサービスを海外により広め、日本のプレゼンスを高めたいと思いました。
ーなぜそう思うようになりましたか?
インドに行って、日本を感じる事ができたのは自動車くらいで、むしろ最新のスマホなどは韓国や中国製ばかりでした。現地の人と話しても日本という国の印象はかなり薄いようでした。でもまだまだ日本の方が優れている部分や製品もたくさんあって、それを知られていないのが非常に悔しいと思いました。ビジネスパーソンとして、現地の人とWINWINになる方法を考えて、日本のモノや技術を届けることを通じて日本のプレゼンスを高められるような人間になりたいと思いました。
このように非常に客観的に自分のやりたい事が言語化できたのも、参加者とメンターさんの協力があったからです。参加者達とはわずか10日間でしたが本当に仲良くなり、本音を語りあえる関係になれました。メンターさん達は本当に優秀で、様々な新しい考えや発想を自分にもたらしてくれました。
(小川さんとチームを組んでいた野村さんも優秀でした!!そんな2人が出会うのもインドインターンだからこそ)
他の海外インターンもたくさんあると思うし、それぞれ魅力があると思います。ですが私がこのインドインターンの魅力を一つ挙げるとするなら、「人」です。どんなにいいプログラムをどんなに刺激が多い場所でやっても、それをやる人たちが良くないといい経験にはなり得ないと思います。「本気で」求めるものがあれば、「必ず」与えられるのがこのインターンです。人生が変わる経験ができて本当に感謝しています。
ーありがとうございました!
小川さんのように体育会、サークル、学生団体などの活動を一生懸命やるあまりインターン経験、とくに海外インターンの機会がない方は多くいらっしゃいます。ミエタのインドインターンではインド最高峰のスタートアップや日系企業に2週間いくことができます。普段の学生生活が忙しい方ほど是非この器械を活用してほしいです!
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