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休校23日目
全国一斉休校をうけ、”共働き世代はこの状況下でどうなってしまうのか”を見える化してみようという事で始めたのが、本企画です。
包み隠さず、ありのままをただつらつらと。そこから見える地方都市の共働き夫婦のリアルをお届けします。
※前提※
・パパ⇒NPO理事、フリーのコンサル(イクボス、WLB、育休取得推進等)
・ママ⇒看護師 夜勤有 病棟勤務
・娘⇒姉(8歳) 休校中 妹(4歳) 保育園
★本記事について★
①午前・午後・夜の3セクションでただ起きたことを書いていきます。
②在宅労働のリアルを書きます。
③休みたいのに休めない(看護系)の家族がいる家のリアルを書きます。
今日の事前情報
ママ…出張 体調(普通)
長女…学童 体調(好調)
次女…保育園 体調(好調)
パパ…某町のイクボス宣言立会 両親学級について打合せ 体調(普通)
今日のMUST家事…ママ不在時はオールパパ体制
ワークライフバランス指数…W5・L5
=午前の部=
パパは午前中から雫石町のイクボス共同宣言への立ち合いのため、7:30出発。
こちらは以前、ウチの安藤ボスと一緒にシンポジウムに登壇し、町長が宣言。それ以降、町内への啓発事業として、年一回は研修や講演の仕事、そして管内企業の共同宣言を事業化している。
継続は力なり。事実、シンポジウム時に宣言をしたセイコー盛岡工業社は、男性の育休をプラスに繋げるという実績を出している。
詳細は下記冊子にも掲載された。まさにワーク・ライフ・シナジー(相乗効果)という奴だ。
また、今回宣言されるベアレン醸造所さんは、県内屈指の働き方改革推進企業。こちらのニュース、見たこともある方が多いのではないだろうか。
このような英断が出来る組織だと、従業員のモチベーションも上がるのは間違いない。ちなみに今日社長とお話をしたが、ついに男性の育休取得者も出るとの事。先駆者は常に先のステージを走っていると実感した。
こうした企業は、心の底から応援したいし、僕が力になれることがあれば全力で貢献したいと思う。
イクボス宣言って、こういうことだぜ。
そんなこんなで、出発。その代わり、今日はチビ達の送迎はママにお願いすることになる。
朝御飯、お弁当もお任せだ。ママ、ありがとう。
朝食
・パン
・昨日のおかずの残り系
ということで雫石着。
担当課の皆さんとの話題はやっぱりコロナ。どこもイベント中止やマスク確保など、様々な課題にぶち当たっている。
僕から一言のセクションもあった。下記のように伝えた。
こんな時だからこそ、様々な制約をチャンスに変え、取組をしていく必要がある。
そのリーダーシップを取るのがイクボス。この難局をみんなで乗り越えて、誰もが活躍できる職場づくり、未来づくりを実現するため、皆さんの力を貸してほしい。
と。
さて、ミッションを終え、帰路に着く。家にいったん戻って昼飯だ。
昼食
・カップラーメン(いいんだ、オトナはテキトーで)
=午後の部=
協働研究の各種清算で午後は走り回る。銀行やらコンビニやらで支払と出納を済ませ、データ化。これでひと段落だ。
思ったよりも早く終えたので、再び家に戻り、洗濯を済ませる。そうこうしているとあっという間に16:30。今日はチビが「早く迎えに来て~」と言っていた。じゃあ行くか。
=夕方=
チビを保育園、お姉ちゃんを学童でそれぞれ回収する。今年1年、学童の理事を務めたこともあり、お土産を頂いた。ビール。
昔なら喜んだろう。
実は子供達が生まれてから、酒を全く飲まなくなってしまった。体質的なものもあるのだが、昔少し酒を飲んだ際に娘を抱っこして、危うく躓いて…ということがあった。ケガはなかったが、この時の体験以来、家で酒を飲むことが無くなった。
飲みたくないわけでもないし、完全な下戸でもないが、長く飲まないと微妙に旨さも分からなくなる。結局今では酒よりコーヒーの方が好きだ。
そんなこんなで二人を連れ、たまには寄り道しようぜ!と近所のスーパーへと向かう。目的?チビ達は100円アイス、パパは仕事後の珈琲だ。
買い物中、昨日離任式をした娘のクラスの補助の先生に偶然会った。娘も嬉しそうだ。
先生が改めて、昨日もらった手紙がとっても嬉しかったこと、手紙の字が以前よりも上手になってびっくりした事を教えてくれた。先生にとっても、思い出に残る1年だったら嬉しい。
さて、帰ってメシ作るぞ。
夕食
・特製うどんほか
=夜の部=
ママが追加補充したレゴに夢中。今回の休校期間は、レゴにかなり救われている。
また、お手伝いも活発。ご飯を作るのに手を貸してくれたり、片付けも積極的(じゃないこともある)。洗濯を干すときも「はいパパ!」なんて持って来てくれる。彼女達も、既に我が家のチームの一員。みんなに出番がある。
そう思えた休校期間。
少し遅めに今日はパパと3人でお風呂。上がり次第、これまたパパと寝る!と。
ということで21:13分。就寝。パパはまた起きてこれを書くと言う流れだ。
~23日目所感~
僕達の目指すものに共感し、一緒に進んでくれる存在の心強さ。築き上げた関係がもたらす何とも言えない暖かさ。
そんなものに触れた1日だった。
ところで話は変わるが、いいだろうか。
既に春休み期間に突入ってことは、「休校ではない」ということでいいのだろうか。
このコーナーの終わりが見えない。