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週刊ごとう Vol5

勝手に気になったニュースを見ていく「週刊ごとう」です。
さて今週の気になるニュースは…

ひきこもり新聞
強い叱責、ダム湖で21歳死亡
令和社会人男子たちに聞いてみた!ホンネの結婚観・子育て観
日大教職員が理事長提訴へ

特にびびっときたのはこれでした。

令和社会人男子たちに聞いてみた!ホンネの結婚観・子育て観

ミレニアル世代の女性たちには、「ずっと働き続けたいから、結婚や出産は20代のうちに早めにコンプリートしたい」と早婚願望を口にする人が少なくないそうです。その一方で、同世代の男性はどんな結婚観・子育て観を持っているのでしょうか。それを語ってもらった記事が、中々面白いんです。

※下記記事より抜粋

僕が育った家庭は母が専業主婦で父はゴリゴリ働くタイプ。自分はもう少し子育てに関わりたいなと、もともと思っていました。就活が始まって、面接で「30歳の時にどんな自分になっていたいですか?」と聞かれた時に、僕は仕事だけじゃなく父親像についても答えたんですね。すると、面接官のほうから「珍しい」とすごく面白がられて。逆に自分の意識の高さに気づかされた。
共働き志望です。うちの母は僕が高校生まで専業主婦で、家事も完璧にこなす優しいお母さんで大好きなんですが、働いていないから社会とのつながりが本当にないんです。僕と妹を気にかけてくれるのは嬉しいけれど、母親以外の役割の人生も楽しんでくれたらと、子どもながらに思っていたので。
就活での会社選びも、今のうちから家事育児を意識した働き方を実践でき、社内にそういった働き方を実践しているロールモデルがいることを望み、ワークライフバランスを重視しました。

ここまでは、確かにそうだろうなぁと想定される内容です。今年も県内の大学で授業させてもらう機会を頂いておりますが、これまでも学生とやり取りすると、こうした傾向は「かなり多く」感じられました。

中でも、こりゃ凄いなと思ったのはこの一文です。

僕は共働き志向なので、「そこで働いている会社の人たちの奥さんが働いているかどうか」を聞きました。ある企業に行こうかと最後まで迷っていたのですが、「うちはほぼ専業主婦」と聞いたのでやめました。最終的には、副業やリモートワークのような新しい働き方を推進している会社に決めました。

パートナーと2人でキャリアを紡いでいくのだという意識の表れですよね。こんな学生さん、きっとまだまだゴロゴロいらっしゃるんでしょうね。日本全国の大学で、僕らも講義してますから(笑)。

採用する側も意識を変える必要がある

もはや、テンプレートで社に染まる兵士を集めようとする方が困難ですというくらい、学生も多様化しています。そんな平成後期~令和世代の学生が重視しているのが「社風」つまりは、その組織の風土だという調査がありました。

みん就フォーラム 参加者アンケート』によると、企業選びのポイントとして社風を挙げた学生は多数。

「企業を選ぶ際の軸※上位2つ」では、「やりたい仕事ができる」28%、「働きがいがある」20%を抑え、「社風が良い事」が37%という結果になり、1位に。更に「入社したい企業を選ぶ最も重要なポイント」では46%と圧倒的1位となっています。

何でこんなことになっているのか。

もう単純です。みんなブラック企業は避けたいんですよ。当たり前ですよね。

長く働く。自身の成長を実感する。それには自己の努力だけでなく、周囲のサポートも大きな要素です。それを、脱昭和・耐えることが美徳ではない部活動を経た世代は体で覚えてしまっています。

もはや、置いていかれているのは「近頃の若い者は」と不満を口にし、新しい時代への適応を頑なに拒んでいる世代かもしれませんね。

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