10連休:9日目(5/5)
みなさん、10連休いかがお過ごしでしょうか。
ちなみに僕は、この10日間はほぼ在宅もしくはお休み。ママは10連休中の6日は仕事。保育園や学校も休み。必然的に、GWは「パパ+娘」で連休の過半を過ごすことが多そうです。
ということで、世間を良くも悪くも騒がす10連休。ほぼワンオペの父親は連休中どうなるのか、何を感じるのかを、この10日間を通じて人柱レポートしていこうと思います。
9日目(5月5日 日曜日)
★予備情報★
=ごとう家コンディション=
・ママ休み
・子供達の体調…良好
・ママの体調…疲労感.眠気
・パパの体調…疲労感
・パパ仕事…仕事というほどではないが日中西和賀へ
・ワークライフバランス指数…ほぼL10
=子供達と行こうかな的なイベント情報=
・西和賀町 絵本ライブ
朝
6:00~
毎度のことだが、次女起床。昨日少しはゆっくり眠れたのか、ママの機嫌もよさげだ。今朝はママが朝ごはんを作ってくれたので、パパは次女と遊ぶ。長女も起きてきて、みんなで食卓を囲む。
=朝飯=
・ママ作
8:00~
パパは午前中、ちょっと西和賀町へお呼ばれしているので、出かけることに。何だか久しぶりの一人の外出。ちょっと嬉しい。ママと娘達はその間お出かけすることになった。つまりはその間、ママにワンオペをお願いすることになる。勿論、子供達といることは嬉しいのだが、負担もかかる。出かける前に持物の用意などをサポートし、家の事もやってから、パパは家を出るようにしよう。
9:00~
家を出発し、道中ふと考える。一人で車に乗ったのは連休中初めて。改めて、ずーっと娘達と一緒にいたんだなぁ…と何だか物足りない車内。
向かう途中、錦秋湖の景色が鼻血が出そうなくらいに絶景だった。
さて、目的地はもう少しだ。
9:35~
現地到着。今日は、西和賀町で企画された絵本ライブに参加し、子供たちに絵本を読むことになっている。ここは昨年、そして今年初めにイクメン講座・イクボス講座と、町長のイクボス宣言に立ち会った場所だ。あの時は首元くらいまでの豪雪だったが、今日は打って変わって、桜が舞い散る春の陽気だった。
さて、絵本で子供達と戯れるわけだが、僕は絵本を読む際に「こうしなければ」といった決まり事を全く気にしない。チョイスも「道徳観」とかそうした物は度外視し、シンプルに「これ子どもと読んだら面白そうだ」という点にスポットを当てている。
読み聞かせもそうだ。パパが読むというだけで、子供たちにとっては新たな世界の扉が開くことにだってなる。だって、ママが大声で「うんちっち!」なんて読んでる場面、僕はほとんど見たことがない。パパが選ぶ絵本、ママが選ぶ絵本、僕の親(祖父母ですね)が選ぶ絵本。それぞれの絵本に、互いの価値観や視点が凝縮され、それが絵本を媒介として、子供たちに沢山の経験と視野を与えてくれる。これって、中々凄いことなのではないか。
それに、絵本を読むという単純な行為は、シンプルながらも子供達の記憶に「共有された思い出」として残る。2人でワクワクしながら読んだよ、という思い出。そんな思い出を幾つも持っているパパって、素敵じゃないだろうか。
10:00~
芸名・くらうんシュガーさんの仕切りで絵本ライブスタート。子供達も含めて約70人というギャラリーの中で、パパ達がそれぞれのスタイルで、子供達と笑顔の時間を共有する。さながら、それはフリーなアドリブセッション。そして、型にはまらないことこそ、ロック。ファザーリング・ジャパンに参画するようになり、絵本はライブと言うのも頷ける話だと実感したが、本日のステージもまさにそうだった。
笑って、ワクワクして、驚いて、あっという間に終演。子供の日に沢山の笑顔からパワーをもらった。
やっぱりこうした機会をどんどん作りたい。まだまだ僕がやれることはあるし、やらなければならないことはあるなと実感した。
12:00~
西和賀から帰りつつ、ちょっと色々発生。ママたちのお出かけももう少しかかりそう。ということで、昨日SIMが~とトラブルを起こした携帯を機種変更することにする。
じつはそれ以前に既に画面にヒビが入ったりと、かなりのダメージを負っていたIphone6。およそ4年半という歳月をデータのやり取り、時にはプレゼン。仕事でも大活躍してくれた愛機。感謝の意を込めて、初期化ボタンをタップしよう。
で、あまり使用感を変えたくないので、2世代?前の8に交換することにした。
※安かったし
にしても、機種が変わっても設定がほぼ完全に引き継がれることに改めて驚きと有難味を感じる。アップル驚異のテクノロジー。こうしたツールをうまく使えば、もっと生産性高く仕事出来るだろうに。無論、ツールを使うそもそもの人間と言う土台があってこそ、それは効果を増すのだが。
14:00~
思いの他、バックアップや各種手続きに時間がかかる。ママたちから、自宅近所の公園にいると連絡もあり、パパもそちらへ合流。
今日はママに子ども達を任せきりになっているので、多分疲れているだろう。コンビニによって、疲労感軽減と書かれたアミノサプリドリンクを買って向かう事にした。
14:37~
公園着。
あれ?ちょっと画質よくなった?
それはそうと、パパを見つけた次女が「パパぁ~!」と笑顔で走って迎えに来てくれる。ギュッとしてやった。さぁ、ここからは我が家の子どもの日だ。早速子供達と追っかけっこしたり、遊具で遊んだり、小川に草を流したりと、いつも通りの休日が始まった。
16:45~
そろそろ眠くなっている。近くのパン屋ママがパンを買ってきてくれたので、みんなで家に帰ることにした。
19:00~
パンを食べ、遊び、ママとチビ達はお風呂へ。パパは家の事をやるという事で、とりあえず掃除機&洗濯の取り込み。スタートゥインクルプリキュアの録画を見ながらも、次女は既に眠気MAXだったので、早々にママが寝かしつけることに。
パパは長女と一緒に今日のお話を聞き、図鑑を見たり、新しい電話を触らせたりと、のんびり過ごす。
20:40~
長女も就寝。ママも何やかんやと寝てしまった。今日1日、子供たちをほぼ任せちゃった。ありがとうね、ママ。
さて、後は洗濯干しつつ、風呂入って少し家の事やって、いつも通り過ごそう。
感想(10連休9日目)
絵本ライブの帰りにも改めて感じていたことが2つありました。
一つは、子供と楽しむって、ホントにシンプルでいいんだってこと。見栄貼って洒落た体験とかさせなくても、パパとママと思いっきり遊ぶ。みんなでいつもの公園へ行く。そんな単純な積み重ねだけでもいい。
だって今日だって、変わったことは何一つやってません。ただ絵本読んだだけですから。それだけのことでもあれだけ笑って、喜んでくれる。だったらそれでいいじゃんって。
そしてもう一つは、子供の笑顔って、沢山の人を笑顔にするなぁということ。当の子供達同士も含めて。自分の子ども達も、既に今、周りの沢山の子ども達に支えられています。だからこそ、周りの子ども達も笑顔になる事は、自分の子供達の毎日にも跳ね返ってきます。そうした、正のスパイラルが発生すること。子供たちに笑顔が溢れると地域が元気になるって、多分そういう事です。
だからこそ、自分の子どもだけが幸せになっても、多分意味ないなと思う訳です。子供達はいつまでも僕らにおんぶにだっこではないですし、大きくなってからも一人で生きていくわけじゃないんですから。沢山の周囲の人々と関わって、悩み、考え、そして笑顔になる魔法を沢山かけてもらえるんだなと。だから、僕は自分の子供だけが幸せでいればそれでいいなんて、これっぽちも思えませんし、今を生きる大人として、そうした笑顔でいられる未来を残していきたいと思ってます。やれることなんて限られますけどね。