10連休:7日目(5/3)
みなさん、10連休いかがお過ごしでしょうか。
ちなみに僕は、この10日間はほぼ在宅もしくはお休み。ママは10連休中の6日は仕事。保育園や学校も休み。必然的に、GWは「パパ+娘」で連休の過半を過ごすことが多そうです。
ということで、世間を良くも悪くも騒がす10連休。ほぼワンオペの父親は連休中どうなるのか、何を感じるのかを、この10日間を通じて人柱レポートしていこうと思います。
7日目(5月3日 金曜日)
★予備情報★
=ごとう家コンディション=
・ママ夜勤
・子供達の体調…良好
・ママの体調…疲れているけど気分はよさそう⇒男子にはない感覚
・パパの体調…普通
・パパ仕事…夜ちょっと色々仕込みたい
・ワークライフバランス指数…L8:W2
=子供達と行こうかな的なイベント情報=
・特になし
朝
6:00~
今日も次女が早起き。今朝は「ハンバーガー食べたい」と口にしている。朝御飯と気分転換を兼ねて、ママが一緒にマックへ買いに行くことになった。パパはその間、寝起き長女の顔を拭いたり、手口拭きを補充したりと諸々行う。
7:00~
朝ご飯。昨日のカレー残ってる事に気付いてしまった。
=朝食=
・ソーセージマフィン
・マックナゲット15ピース
8:30~
今日もママが夜勤なので、4人でいられるのは午前。従ってあまり遠出は出来ない。天気も風もまずまずの中、ピクニックという事でまとまった。
さて、着替えだが、チビ達はそれぞれに最近は服に好みがあるようで、長女は割とスポーティに動ける装い、次女はスウィート系な装いを自分で選ぶ。この辺りのキャラの違い、学校や保育園での感化の様子も、見ていて面白い。
後は、あまり家事をため込まないよう、お出かけ前に布団干しつつ、洗濯も畳んでしまおう。
9:00~
ピクニックと言えばオニギリ。パパはいつも通り握る。
=今日のオニギリ=
・鳥そぼろ
・おかか昆布(消費してしまいたいのでこれ率が高い)
・梅おかか
こうしてみると、連休中のパパのオニギリ、おかかが絡む率が高い。
10:00~
公園着。
ここはお花見、学童のお楽しみ会と、色々なイベント時にもお世話になっている公園。10連休の2日目もここ。困ったらとりあえずココ!的なスポットだ。
こうしたスポットだが、適当に考えている訳じゃない。実は決定に至るまで、頭の中では下記が優先的に選ばれる傾向がある。
・トイレの場所や使い勝手がさっと分かる
・コンビニの近さ
・子供達が走り回れる広さと遊具のバランスがいい
遊具については、長女と次女で遊び方のダイナミクスが違うので、それぞれの恰好に合わせた遊びの選択が出来るところが、やはり嬉しいし、子供達も喜んで遊ぶ。加えてこうしたスポットは親にも優しい。我が家の場合、次女がお姉ちゃん大好きで、後をついて回る傾向が高いため、高度のあるジャングルジムとかばかりの公園だと、正直疲労度が高まる。
そしてもう一つ大きな基準はトイレ。現段階で「パパがオムツを変えられない」トイレがある場所は、基本的にワンオペ時は避けている。だって、和式だけだったりすると、オムツ交換が恐ろしく大変。
実は市内の施設や店舗でも「子育てに優しい」認定の制度があるが、その多くは「ママが」見ることが前提になっており、それゆえに女性トイレにベビーベッドを設置して「はい、優しい」!といったものが多い。一方、男性トイレには特に何もなし。これが男女共に子育て参画を~という風土づくりが進まない環境的な要因の一つじゃないかな。そこら辺は、今後の改善に向けて、委嘱している市の子ども子育て会議でも、発言させてもらった。
パパママ問わず、子育てしやすい街にするには、現役パパママ世代直撃の雇用環境の向上、イクボスの育成も勿論だが、街を作る側が「子育てはママだけがやるもの」というバイアスを外す必要がある。
10:30~
次女はストライダー(までいかないけど)で、パパとのんびり公園を1周。割と大きな蜂が出始めるので、奴らの好みそうな木の下等は避けるよう、さり気なく誘導する。ちなみに僕も蜂はブラック企業並みに嫌いだ。一方の長女は鉄棒やターザンロープをママとのんびり。
ひとしきり走り終え、ママと長女に僕らも合流。ママと次女が忘れ物を取ってくる間、今度はパパと長女コンビで、ピクニック用のシーツを抑えるための石を探しに行く。
11:00~
戻ってきたママと次女が加わり、滑り台が盛り上がる。
ひとしきり遊んで、少し早いがお昼に。
=昼飯=
・オニギリ
・唐揚げ&ポテト
・おやつ色々
12:00~
公園を散歩していると、蝶々があちこちで飛んでいることに気付く。長女は虫取り網を持出し(もれなく次女も持ってきた)、池の方へ虫取りに行くことに。案外高低差のある岩場なので、先ほどの蜂同様、さり気なく道を選んで誘導。
戦果は1匹。
14:00~
ママもそろそろ仕事へ行く準備をするので、帰宅することに。次女がシーツを畳むのを手伝ってくれた。パパとママで、いつも「はいこれ!」「こっちやっとくよ」という様子を見てるんだろうな。家族というチームの一員だという感覚が持てているのであれば、僕もママも嬉しい。
そんな娘達の協力もあって、ささっと片付け終了。
14:50~
少し早いが、所用もあるため、ママが出勤する。チビ達は早速残ったおやつを食べている。パパは行く前に洗った洗濯干しつつ、布団を取り込み。
チビ達がぬいぐるみで遊びだしたので、気分転換にパパもギター練習。
16:00~
長女とパパがひと悶着。次から次へと色々要求する次女に「ちょっと待って!」と言い聞かせていたことに対し「パパしつこくしないでよ」と長女。ちょっと待て、しつこくされてんのは俺だ!と。思わずイラッとして、言い返す。大人げないなぁ、俺。
少ししてから、長女に謝った。言い過ぎてゴメン。
こんなことになると、以前とある企業の管理職級研修で「父親が謝るなんて威厳がないからダメだよなぁ」なんて話で盛り上がったのを思い出した。
個人的には父親だろうとなんだろうと、「悪いもんは悪い・否があれば子供相手だろうと頭を下げる」と思っている。父親だからって、人間的にも優れているかと言ったら、そんなことは全くない。
今回は僕が感情に任せて上から目線で、父親と言う立場を乱用した。そんなのは、ドラマとかによく出てくるパワハラばかりのクソ上司と何ら変わりのないレベル。そんな次元に落ちるのはみっともない。だから、さっきは勢いで言い過ぎてゴメンねと、ちゃんと理由もセットにして伝えた。
こうした姿を「情けない」「男・父親らしくない」という考えもあるのかもしれないが、個人的にはどんどん見せていきたい。自分の否を認めて次にどうアクションするか。学校で習うことばかりではなく、そうした人間力を付けてあげることも、多分パパの大切な役割の一つだと思うからだ。
そうこうして長女とは何事もなかったように戻る。
18:00~
パパ「何食べたい?」長女「ラーメン!」次女「おにく!」。お、楽なメニューだぜ。
=夕食=
・塩ラーメン
・お肉
と思ったが、先にお風呂に入ることにした。今日は2人ともお昼寝をしていないので、ご飯中に「もう眠い~」となる可能性が高い。
19:13~
風呂。お姉ちゃんが夏のプールに備えて、潜る練習を始めた。
19:45~
少し遅めの夕食。予想通り、半分程度食べたところで「眠い」となった。プリキュアのダンスDVDで少し粘ってもらい、その間に次女の口に運ぶのを手伝ったり、歯ブラシを用意したりする。
20:15~
2人とも寝る支度を終え、就寝。いつも以上に早く寝てくれた。という事で、パパはお風呂洗ったり、追加の洗濯、資源ごみが溜まるので、いろはすのボトルを潰したりと、地味な家事を進める。
しまった。冷凍うどんまた買い忘れた。ママには夜食買ってきてのメールを入れておこう。
感想(10連休7日目)
やっと1週間。気を付けているとはいえ、これだけ長いと曜日感覚が鈍ります。おかげで今朝は危うくゴミを出し忘れるところでした。
これだけ長いと、さすがに毎日「楽しいぜいえー」とはいきません。今日のように、ふとしたことで子供に感情的になってしまったりすることもあります。そこでやっぱり大切なのは、親だろうとこっちが悪かったら謝ること・親の価値観や理想の親像・家庭像を押し付けないことだと思うんですよね。
以前、子育て関係のセミナーした際に、参加したママさんから「父に命令だ!と言われた」と悩みを話されたことがありました。どんな経緯があったかは知りませんが、子供って親の所有物じゃないですよ。
「子供がかわいいから言っているのよ」「あなたの事が心配だから言うのよ」「親のいう事は絶対だ」と、愛という名前にすり替えて、自身の価値観や家族あるべき論を押し付けるのではなく、子供の声を聞いて、時には一緒に考える。そうした親でありたいなと思います。
いつもうまくは出来ないですけどね。だってまだ、親8年生ですから。まだまだ子供達から学ぶことがあります。