知識ゼロから第2種電気工事士を取るまで(学科編2)

こんにちは。Ryutaです。

今回は第二種電気工事士の学科の試験対策のパート2です。

前回のパートから時間がたってしまいました。理由は、書いていた文章を下書き保存をせず閉じてしまいました。さぁ続きを書こうと息込んで開けると書いたはずの文字がありませんでした。それを見て少しテンションが下がってしまったので公開が遅れてしまいました。こまめに下書き保存。これ大事です!

さて前回を大まかに復習すると、
・1度テキストをパラパラと読んで大まかな内容を確認する。
・2度目から自分が1番興味を持ったパートからもう1度読み始めて「要点丸暗記」の部分を暗記する。
・過去問を繰り返し解いて、問題の傾向を確認する。

こんな感じでしたね。

ちなみに私が使用していたテキストはこちらの2020年版です。


今回のパートは、

③過去問に出てきた公式を覚えて、複線図を理解する。

過去問を何年か分解いていくと、似ている問題が多く出題されている事がわかってきます。

その中で、出題頻度の高いものを5つ紹介します。

過去問題の一部を抜粋しています。

1・分岐回路の設計問題

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この問題もよく出題されます。この問題の答えは「ハ」です。

「イ」はコンセントの定格電流が20A以下ではないので不適切

「ロ」は電線の太さが2.6mm以上でないので不適切

「二」は定格電流が20〜30Aではないので不適切 15Aのコンセント2つ使用しているからプラスして30Aにはなりません。コンセントの数は関係ありません。

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この表を暗記してもらって簡単な問題は必ず落とさないようにしましょう。

2・接地工事の問題

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接地工事が省略できる場合は、

① 対地電圧150V以下の機器を、乾燥した場所に施設したとき

② 低圧用の機器を、乾燥した木製の床など、絶縁性のものの上で取り扱うよう施設したとき

③ 水気のある場所以外の場所に施設した機器に、電源を供給する電路に電気用品安全法の適応を受けた漏電遮断器(感度電流15mA以下、動作時間0.1秒以内)を施設したとき

④ 電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁構造の機器を施設するとき

この問題の答えは「イ」です。

コンクリートは一見乾燥した床に当てはまりそうと思うんですが、吸湿性があるものなので「乾燥した場所」には該当しません。

3・絶縁電線の許容電流の問題 

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この問題の答えは「ロ」です。答えの求め方は下の表を使って簡単な計算をするだけです。

直径2mmの600Vビニル絶縁電線の許容電流は35Aです。

金属管内に2本を収める場合の電力減少係数は0.7です。

35×0.7=24.5A 小数点以下は7捨8入なので答えは「ロ」になります。

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この問題も上の表をしっかり覚えていれば計算自体は難しくないので、しっかり覚えましょう。

4・電気設備技術基準の規程の問題

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低圧とは・・・交流600V以下、直流750V以下

答えは「ロ」ですね。

これも出題頻度の高い問題です。丸暗記してしまいましょう。

5・法令の問題

法令に関しては毎回3問ほどの出題があります。簡単な暗記で6点が取れるのでここでの問題を絶対に落とさないようにしましょう。


今回は、実際に出題された問題から解説をしていきました。

わたしは、基本暗記するだけで得点が取れるものを中心に勉強するべきだと思います。

前回でも書きましたが、筆記試験の合格ラインは60点です。

計算問題は多くて10問で配点は20点です。苦手なところに時間を割いて頭を抱えるより覚えるだけの単純な問題をしっかり正解できるように準備する方が合格に近づくと思います。

なので、これから勉強される方は暗記を中心にケアレスミスをしないように、何度も繰り返し問題を解くことをオススメします。

ちょっと今回も長くなってしまいましたので複線図はまた次回解説していきたいと思います。

長々と最後まで見ていただきありがとうございました。


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