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とにかくカッコいい『HUAWEI WATCH GT 4』スマートウォッチとは思えないデザイン性、重厚感、高級感!(機材提供:ファーウェイ・ジャパン)

今回は、ファーウェイ・ジャパン様からスマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT 4』のご提供を受けましたので、レビューさせていただきます。久々にテンション上がっています。


HUAWEI WATCH GT 4のラインナップ

華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)が『HUAWEI WATCH GT 4』の販売を開始したのは、令和5年10 月 24 日(火)になります。半年以上前ですね。

この『HUAWEI WATCH GT 4』のモデルは8種類、46mm ケース径のベルト違いが4種類、フルオロエラストマーベルト(ブラック)とレザー(ブラウン、グリーン)、ステンレス(シルバー)、そして41mm ケース径も同様に4種類、フルオロエラストマーベルト(ブラック)とレザー(ホワイト、グリーン)、ステンレス(シルバー)です。

46mm ケース径のモデル
41mm ケース径のモデル

グリーンは、最近追加されたモデルのようです。
価格は、3万円台から5万円台。ベルトにより価格が異なり、フルオロエラストマーベルトとレザーが3万円台、ステンレスが5万円台です。

46mm ケース径のモデルは、重厚感のある八角形の金属フレームが特徴であり、フォーマルの場にしっくりときます。新色のグリーンならばカジュアルな場面でも違和感がありません。
一方で、41mm ケース径のモデルは、ラウンドフォルムのフレームで上品な印象を受けます。レザー(ホワイト)やステンレス(シルバー)のモデルはフレームがゴールドになっており、女性に好まれるデザインになっています。
フルオロエラストマーベルト(ブラック)だと一気に引き締まった印象になり、男性向けのデザインに見えます。新色のグリーンはユニセックスといった感じですね。

ディスプレイは、1.43インチのAMOLEDディスプレイ、これは、46mm ケース径のモデルでも41mm ケース径のモデルでも変わりません。
また、アルミノケイ酸ガラスという強化ガラスで傷や衝撃に強い素材になっています。バッテリー性能も通常使用で14日間、ヘビーユースで8日間持ちます。スマホでいうなら、タフネススマホに位置付けられそうな性能です。

開封

では、開封です。自分が今回ご提供いただいたのは、46mmケース径のレザー(ブラウン)のモデルです。
パッケージは黒の背景に、『HUAWEI WATCH GT 4』の写真が載っています。

パッケージ

開封すると本体が登場です。スマートウォッチらしからぬデザインでワクワクします。

本体

本体を取り出してみます。大きなディスプレイで重厚感がやばいです。
ディスプレイには、保護フィルムが貼ってあります。

本体その2

同梱物は、専用の充電器と日本語に対応した取扱説明書です。
ちなみに充電器はマグネットが入っていますので、金属にくっつき安定感があります。

充電器
磁石にくっつきます

それと、この『HUAWEI WATCH GT 4』、なんとQi(チー)にも対応しています。ですので、専用の充電器がなくても、Qi(チー)対応の充電器で充電できます。

Qi(チー)対応の充電器で充電

デザインと質感

重厚感のある八角形の金属フレームとレザーベルトで存在感と落ち着きのあるクラシックなデザインです。ビジネスでもカジュアルでもどちらでもしっくりきます。一見して、スマートウォッチに見えないデザインです。
また、1つのウォッチフェイスに対し、点灯時と常時表示の2種類が表示されます。常時表示のウォッチフェイスだからといって、地味な印象はなく、しっかりとデザインされています。

デフォルトのウォッチフェイス
常時表示のウォッチフェイス

ベルトとウォッチフェイスを変更するとまた違った印象を受けます。ベルトは他のスマートウォッチの黒のシリコンベルトを着け、ウォッチフェイスもそれに合わせ、黒背景のものにしました。このデザインだと、より引き締まった印象になり、八角形の金属フレームの存在感が増します。

デフォルトのウォッチフェイス
常時表示のウォッチフェイス

アプリについて

スマートフォンに入れるアプリについてですが、このスマートウォッチにQRコードが表示されますので、それを読み取ってください。

QRコード

するとAppGallaryをインストールするように促されます。そのAppGallaryから、Huawei Healthをさらにインストールする必要があります。

AppGallary
Huawei Health

GooglePlayからのインストールではありませんので、ご注意ください。

動作の滑らかさについて

動作は非常にヌルヌルしていて、466×466ピクセルの高解像度と相まって、とても滑らかに動作してくれます、スマホ並みです。

滑らかに動作します

上から下にスワイプで、設定関係や、アラーム、懐中電灯、スマホを探す等の便利機能のメニュー、右から左にスワイプで、ワークアウトの結果や血中酸素濃度、心拍数測定、電話、スケジュール、音楽等々の機能があり、こちらはお好みで機能を追加削除できます。

上スワイプで設定や便利ツール
左スワイプでワークアウト等

左から右にスワイプで天気やスマートアシスタント機能、下から上にスワイプで、通知機能です。
時計画面を長押しで、ウィッチフェイスの切り替えも出来ます。

この辺りは、最近の格安のスマートウォッチにもある機能や動作なのですが、アニメーションの滑らかさと画面の綺麗さが違います。高解像度、高スペックかつ強化ガラスの透明感によって滑らかかつ鮮やかに映ります。
滑らかさは設定メニューをスワイプするのが分かりやすいです。文字の拡大・縮小の効果を入れながら滑らかに動作します。

写真だと難しいかも知れません…

デジタルクラウンを押すとメニューが表示されます。
このメニューはリスト表示とグリッド表示を切り替えることが出来ます。自分はリスト表示の方が分かりやすくて好きです。

グリッドとリスト

メニューはスワイプでも動作しますが、デジタルクラウンを回転させることでも動作します。

業界をリードする健康管理機能

健康管理に力を注ぐHuawei

Huaweiは、最先端のウェアラブル製品やヘルスケア製品の研究を行うSports Health Science Labを2020年12月に開設しており、健康とスポーツの分野のウェアラブルデバイスの開発に注力しています。

HUAWEI Health Lab

心拍数、血中酸素濃度、睡眠時間の計測機能は、精度はともかくとして、他の多くのスマートウォッチでもよく見られる機能です。しかし、この『HUAWEI WATCH GT 4』では、それらを複合的に分析し、心拍数と血中酸素レベルの変化から、睡眠中の呼吸の中断やその頻度を知るのに役立つ、「睡眠中呼吸の乱れ検知」機能等もあり、よくあるスマートウォッチの健康管理機能とは一線を画しています。
そのほか科学的な睡眠モニタリング機能により、昨夜の睡眠の状態を様々な項目で把握でき、睡眠の質を向上させるためのアドバイスももらえます。

こんな感じで分析と提案をしてくれます

ワークアウト

最近めっきり運動をしなくなってしまった自分ですが、これを機にランニングをしてみました。2日遅れで筋肉痛が襲ってきました。ワークアウトのメニューに『屋外ランニング』がありますので、そちらを選択します。

まずは、GPS測定が開始されます。少しの間この状態で待ちます。

GPS測定中

そして位置情報をつかんだら、表示が変わりますので、右下の物理ボタンを押してスタートです。

GPSをつかんだ状態

ジョギング中は、心拍数、ペース、距離、時間が表示されます。

ジョギング中の表示

ジョギングを終えると、記録がスマホに連動されます。

スマホとの連動


スマホでの画面

また、GPS内蔵なので、走ったコースが地図上に表示されます。

走った場所が分かります

なお、スマートウォッチ上でも、ペース、心拍数、高度(走っている間の高低差)、歩数、歩幅等々、詳細なデータを確認できます。

スマートウォッチでの画面

またこういったランニング等の、よくあるワークアウトのメニューだけではなく、ほかにも他のスマートウォッチにはない機能として日本全国2,200以上のゴルフ場に対応したゴルフ機能があります。フェアウェイ、グリーン、ハザードの詳細、GPSにより現在位置からグリーンまでの距離をリアルタイムに表示してくれます。

ゴルフ機能(2,200以上のゴルフ場に対応)

自分はゴルフはしないのですが、これは面白そうな機能です。ゲームをしている感覚かも。

バッテリー性能について

常時表示機能をオンの状態にし、2日ほどランニング機能を使ったりしてみて、5日間で約50パーセントの残量がありました。もっとハードに使っても余裕で1週間程度は持ちそうなので、公式仕様にある通常使用で14日間、ヘビーユースで8日間というのは間違っていないかと思います。Apple WatchやGoogle Pixel Watchと比較して、かなり長くバッテリーが持ちます。

注意点等

Suicaには非対応となっております。
また、iOSだと若干の機能制限があります。
『HUAWEI WATCH GT 4』では、スマートフォン経由でスマートウォッチに音楽を転送することで、スマートウォッチ単体で音楽を再生する機能があるのですが、これは、Android専用の機能となっており、iPhone等のiOSでは、利用できないものになっています。

評価

『HUAWEI WATCH GT 4』の価格は、ベルトによりますが、3万円台から5万円台です。比較するとしたらApple WatchやGoogle Pixel Watch等になるかと思います。
特筆すべきは、なんといってもそのデザイン性。
他のメーカーのいかにもスマートウォッチという外観とは一線を画し、スマートウォッチには見えない存在感、高級感があります。
また、バッテリー持ちが良いのもかなりのポイントですね。
時計の常時表示の状態でも、1週間以上もつバッテリーの持ちは脅威です。自分は時計をチラッと目線だけで確認することが多いので、常時表示は基本オンです。

時計としての使い勝手をしっかりおさえ、高品質、高級感のあるスマートウォッチ、そして精度の高い健康管理機能等、満足のいくものになっています。
新色のグリーンも出たことですし、長くお付き合いのできるスマートウォッチを探している方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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