“振り返る” 20周年【東京ディズニーシー】
昨日、東京ディズニーシーでは20周年イベントが終了を迎えた。
このイベントは例年のアニバーサリーイベントとは形式が大きく変化していた。理由は言うまでもないだろう。
20周年のテーマは “Time to Shine!”、日本語に訳すと「輝くとき」だろうか。
さて、この1年間は輝いていたのだろうか。
例年、アニバーサリーイベントにはいくつかの目玉が生まれる。アトラクション、パレード/ショー、グッズ、フード、デコレーション、ホテルといったところだろうか。
近年での例えを挙げてみよう。
東京ディズニーリゾート35周年では、「イッツ・ア・スモールワールド」のリニューアル、「ドリーミング・アップ!」や「Celebrate! Tokyo Disneyland」などのスタート、限定グッズの発売、コットンキャンディー味のチュロスを初めとしたフード、「セレブレーションストリート」や「ハピエストミッキースポット」などのデコレーション、ホテルに限定アメニティがあったなど……とても充実したアニバーサリーイベントではなかったのだろうか。
当時は「35周年ロス」という言葉がネット上で広まるほどだった。
では、今回の20周年の目玉を見てみよう。
*ショー「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング “タイム・トゥ・シャイン!”」 *ショー「東京ディズニーシー20周年 “シャイニング・ウィズ・ユー”」
*限定グッズの発売
*フード「シーズナルテイストセレクションズ」の展開 *限定フードの発売(チュロスやドーナツなど)
*アクアスフィア周辺のデコレーション
*東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでの「グランドフィナーレ・スペシャルルーム」
*ディズニーリゾートラインでの限定フリーきっぷ・台紙の発売
本来なら、これに「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」が含まれていたのだろうか。
「時期が時期だから仕方ない」という意見がある一方、「振り返りすぎだ」という意見もある。
東京ディズニーリゾートの “振り返り祭り” は、2020年1月から始まっていた。
それが「ベリー・ベリー・ミニー!」である。このイベントは臨時休園のために途中で終了してしまった。その後は、クリスマスや「トータリー・ミニーマウス」などで過去のショーを振り返っていた。極めつけは、ハンガーステージでのショー「東京ディズニーシー20周年 “シャイニング・ウィズ・ユー”」である。
とはいっても、20周年というのは「振り返る年」である。
東京ディズニーランド20周年の時は「リメンバー・ザ・ドリーム」を公演した。
他にも、20年というのは、日本人にとって大切な年だっただろう。それが、「成人式」だ。現在は「二十歳の集い」や「二十歳を祝う会」などと変更されているようだが。
だからこそ、20年というのは振り返るのに持って来いの年である。
ということで、たくさん振り返りをしてくれた東京ディズニーリゾートだが…
今後は新しいことが目白押しである。
今後も楽しみなことばかりだろう。