【星野源は私より幸せか】ネタバレなしで「ソウルフル・ワールド」をお勧めする。
ディズニー&ピクサー史上「最も深い」物語は既にチェック済みだろうか。
「ソウルフル・ワールド」は2021年4月25日(米現地時間)に授賞式が開催された第93回アカデミー賞®で、長編アニメーション賞さらに作曲賞も受賞した。言わずとしれた名作を配信でしか楽しめなかった私たちはたぶんアンラッキーだ。
制作に携わったスタッフ以外はディズニープラス配信のみで楽しむしかないため、まだ見ていない人も多いだろう。
私はネタバレが大嫌いなので、あらすじには触れずにただのおすすめを行いたいと思う。
主人公は中学校教師のジョー・ガードナー。ありふれた中年男性だが、未婚。契約講師。私は彼のようにはなりたくないなと思った。私は高望みをする性格だからかもしれない。
できる限り美人なお嫁さんと高収入を得たいと考える。
出典:ディズニープラス
生きるからには何かを成し遂げたいと思うし、それを満足させるのが美女と金と捉えているのかもしれない。
自分のレベルを察しながらマッチングアプリを片手でスワイプしながら松屋のテイクアウトを食べている。
生きる希望を実は諦めながら、それでも毎日の日常生活を必死にこなす同士は意外と多いのではないだろうか。
コロナ禍でさらに増えた気がする。
実際、私たちはよくやっている。
でも何で心が満たされないのだろう。
やはり美人と金を手に入れたい。
星野源は全て満たされたに違いない。
「ソウルフル・ワールド」は星野源の方が私より幸せだと決めつける価値観を持つ人に、本当にそうかと問いかける作品だ。
星野源は確かに羨ましいが、私だって幸せだ。
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