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コミケ(C100)で1冊も本が売れなかったが、C105に出た話。

はじめに

 こんばんは、横月レイジです。
 2日間に渡るC105、皆さん本当にお疲れ様でした。私は1日目にサークル参加、2日目に一般参加させていただきました。

 私は、2013年にサービス終了したギャルゲー「君と一緒に」の期間限定ヒロイン「中島瑞穂」ちゃんが大好きで、彼女の魅力を広めたいという気持ちで同人活動を行っております。
 誰?と思われたそこの貴方。彼女がどういったキャラクターかについては、以前のnoteをお読みいただけると幸いです。


 2年前のC100で初めて彼女の同人誌を製作したのですが、事前の準備・周知不足や自分自身が同人誌を買う時にどういうことを気にしているかを全く意識しておらず、頒布数はゼロでした。
 その後、どうして頒布できなかったかの分析と反省点を綴ったnoteを多くの方に読んでいただき様々な反応をいただきました。本当にありがとうございます。


 そして今回、改めて中島瑞穂ちゃん本を製作し、コミケに参加してまいりました。C105に向けたnote企画の最終回ということで、振り返りを行いたいと思います。




何部売れた?


 結論から申し上げますと、中島瑞穂ちゃんの同人誌を3部と、ペーパーを6枚、頒布できました。0部→3部です!!!!!!! 
0から1以上って何倍って言うんでしょうか? 本当にありがたいです。また、スペースにお立ち寄りいただいた方もありがとうございました。
 発行数の20部に対し、目標は5部だったので未達ではありますが、それでも嬉しいです。お手に取っていただいた皆様から、温かい言葉をいただき大変光栄でした。

 ちなみに別作品の既刊コピー本(残3部)については完売となりました。個人的には、こちらはジャンルのパワーをお借りしただけだと思っていますので、今回割愛とさせていただきます。
 それでは、振り返りをしていきたいと思います。


振り返り・準備編

 前回1部も頒布できなかった原因として、一番大きかったのは事前の周知が不十分だったことでした。C105では述べ30万人が参加した、大規模なイベントなのだから大々的な宣伝をしなくても何人かは足を運んでくれるだろう、という考えでした。おしながきとか前日の夜に出してましたし……。
 サービス終了して10年以上経つゲームで、自分しかいないサークルでそれは無理だろ……

 上記を踏まえ、自分にできる告知は何か?と考えた時に、Twitterでの宣伝やnoteの執筆、コミケWebカタログに目をつけました。また、SNSのプロフィールにはそれぞれリンクを貼り、双方向に繋がるように意識しました。細かいところではありますが、これまでは全く気にしていなかったので……。

Twitter

 前回の反省から、おしながきは遅くとも1週間前には出したかったので、なんとかそれまでに表紙を仕上げて投稿しました。

 その後は表紙とおしながきのツイートを毎日自分でRTをしていました。ここはあまりTwitterの仕様が分からないのですが、改めてツイートし直したり、引用を活用した方が良かったんでしょうか? もし詳しい方がいらっしゃいましたらご教示ください。

 数件のRTをいただき、1週間でだいたい2,000件ほどのインプレッションがありました(当時のフォロワーは200程でした)。
 コミケ前日におしながきを出されていても、フォロワーが多いと数時間で5,000件以上インプレッションがあるツイートを見かけたので、如実にフォロワー数の力を感じました。

note

 原稿と並行しつつだったので、全然当初の予定時刻(土曜の0時)に投稿できませんでした……。某ゲームプロデューサーのように、最初に全部描き上げて予約投稿!とかしたかったんですけどね……普通に無理でした。

Webカタログ

 ここ最近は、Webカタログを使って買い物リストの作成やマップの印刷を行っているのですが、結構空欄が目立つサークルさんが多いように感じます。見て下さる方の時間は有限なので、弊サークルではできる限り埋めようとしました。個人的に項目が埋まっていると嬉しいですし。


原稿

 現在の実力で出来ることはある程度できたと思っています。ただ、まだまだ足りていないことも事実。時間も、実力も……。もう少し計画性を持ってやろうね……。


振り返り・当日編

 今回の設営はこのようになりました。

C105「心束刀貝」スペース。

 前日にホテルでシミュレーションしていたので、比較的良い感じだったと思います。無料配布や新刊、既刊の表示だけ忘れてしまいましたが……。(本当はパンフレットスタンドに本を立てたり、透明な値札を使いたかったんですが、ギリギリに寄った100円ショップに取り扱いがありませんでした。ここでも準備不足ですね……。)

 今座っているのが誰か、残部数はいくつかを書いたホワイトボードと、スペースの場所の提示は結構気に入っています。これは完全に自分が欲しかったものです。思い切って声をかけた際に、サークル主さんではなく売り子さんだと結構恥ずかしいので……。

 また、自分の実力で背面ポスターを飾るのなんておこがましいかなと思っていたんですが、ポスターの有無で目立つ度合いが全く違うことに気づきました。
 コミケは通路を行き交う人が相当多く、通路の右側を通った時には左側のサークルの机上は目に入らないんです。
 しかし、背面のポスターであればよっぽどのことが無い限り、通路のどちら側を通っても目に入ります。という訳で、次回はポスターとポスター立てを導入してみたいと思いました。
 あとは敷布の素材や色などももう少し考えたいですね。


今後の課題

 課題を設定するにあたって、自分が同人活動を行う理由を改めて考え直します。
それは「中島瑞穂ちゃんの魅力を一人でも多くの方に知ってもらいたい」からです。
 そのためには、まず私のことを知ってもらう必要があります。そこで、最初の目標は「フォロワーを増やす」ことになります。
 さらに、フォロワーを増やすためにはどうすればよいか?と考えると「作品の投稿頻度を上げる」ことだと考えます。今のクオリティに満足せず、通信講座など活用しながら実力をつけていくことも同じくらい重要ですね。少しずつ、前に進んでいきたいと思います。


おわりに

 コミケで頒布しようとすると同人誌を作るだけじゃなくてその他の要因も相当重要だな…!? やることが……!やることが多い……!

 今回、1冊も頒布できない状況を回避できたことは、前回のnoteに対していろいろな反響をいただけたからだと考えています。あのnoteを書いた時には、これからも頑張る!という意思が確かにありましたが、それを持ち続けて今回のコミケに参加できたのは皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 もちろん、私は今後も中島瑞穂ちゃんの同人活動を続けていくつもりです。前回と比べて作品も設営も少しずつ良くなってきたという実感があるので、引き続き研鑽を続けます。何事も一気には良くならないと思っていますし、その時に出せる全力をぶつけて、どんどんレベルアップしていけばいいんです。同人活動って良い趣味だな~。

 私の本に興味を持っていただいた方におかれましては、次回以降に弊スペースに足を運んでくださると嬉しいです。あとはTwitterやPixivのフォローも大変励みになります……!

無料配布のペーパー


 それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。良い年を迎えください。


2024年12月31日
横月レイジ


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