MEE6を使ってレベリングシステムを導入する方法
「もっとたくさん話してほしいな…」
そんなときに役立つのが「MEE6」を使ったレベル制の導入です。MEE6は、サーバーの活性化やメンバーのモチベーション向上に効果的なツールで、現在2,100万サーバーに使用されています。
この記事では、初心者でもカンタンにできる5つのステップで、MEE6を使ってレベル制を導入する方法をご紹介します。MEE6を活用して、楽しくて活気あるコミュニティを作りましょう!
<この記事の内容>
MEE6の「レベル制」を導入するための方法
「レベル制」の仕組みと確認方法
無料・有料プランでできることの違い
MEE6を使ってレベル制を導入するための「5ステップ」
MEE6を使ってレベル制を導入するための方法について解説します。
1.MEE6をDiscordサーバーに招待する
クリックすると、MEE6をDiscordアカウントを使ってログインする画面に移ります。「認証」を選択し、MEE6の案内に従ってください。
これで、MEE6の招待が完了しました!
2.ロールを上位に移動する
ロールとは、メンバーに割り当てられる「役割」や「権限」のことです。
ロールは階層構造になっていて、上位のロールが下位のロールの権限をコントロールできます。
MEE6はメンバーに「権限」を付与することが多いため、メンバーよりも高い位置でロールを置く必要があります。
ロールを「管理者ロール(またはモデレーターロール)」のすぐ下に配置してください。
3.レベルアップ通知のチャンネルを作成する
次に、レベルアップを通知させるためのチャンネルを作成します。
「チャンネルを作成」からテキストチャンネルを選択し、プライベートチャンネルを作成します。
4."Levels"プラグインをONにする
5.レベルアップ通知を送信したいチャンネルを選択する
"Levels"プラグインから、レベルアップを通知するチャンネルを選択します。
これで、レベル制の設定が完了しました!
実際にコメントを入力し、レベルアップすると、MEE6からレベルアップの通知が届きます。
レベル制の仕組みと確認方法
レベルシステムはDiscord公式ではなく、MEE6などのBotによって提供される機能です。
MEE6では、どのようにしてレベルが上昇するのでしょうか?
レベルアップのカラクリ
MEE6 Wikiによると、発言によって得られる経験値はランダムに決められています。
MEE6のレベルシステムは、まとめると、以下のようになります。
<MEE6のレベルシステム>
1つの発言につき、ランダムに15-25XPが得られる
連投防止のため、1分おきに経験値が得られる
レベルが上がるごとに、次のレベルに必要な経験値が増加する
MEE6の公式ドキュメントでは、レベル100までに必要となる経験値や、それぞれのレベルアップに必要な経験値が記載されています。
レベルの確認方法
MEE6では、コマンドを入力することで、サーバー内レベルやランクを確認できます。
<ランクカードの読み方>
①サーバー内の経験値ランキング順位
②サーバー内でのレベル
③現在のレベルになってから得た経験値
④次のレベルに必要な経験値
⑤経験値進捗バー
また、個人レベルだけでなく、サーバー全体の経験値ランキングを確認できます。
MEE6 Premiumだとできる4つのこと
続いては、有料会員である「MEE6 Premium」に登録すると得られる機能について紹介します。
1.到達レベルに合わせてロールを付与できる
メンバーが特定のレベルに達したとき、自動的にロールを付与することができます。
レベルアップで得られるロールは、通常のロールとは異なる意味合いを持たせるとよいです。
例えば、サーバー内でたくさん発言してくれた方に「おしゃべり王」といった特別なロールを付与できます。これにより、メンバーのモチベーションを高め、コミュニティの活性化を図れます。
さらに、この機能は荒らしやBotを防ぐための対策としても有効です。
特定のレベルに達しなければ重要なロールを付与しない設定にすることで、コミュニティの安全性を保つことができます。
2.経験値効率を変更できる
メンバーが獲得するXP(経験値)効率を調整することができます。
経験値効率を0.25倍から3倍まで自由に変更でき、コミュニティの成長スピードや活発度に応じて、最適な設定が可能です。
3.経験値を付与・剥奪(はくだつ)できる
管理者はメンバーに対して経験値を付与したり、取り除くことができます。
この機能は、コミュニティ内でのイベント商品や限定グッズの購入に経験値を使用する際に非常に便利です。
4.ランクカードのデザイン変更ができる
無料版では無地のランクカードしか使用できませんが、MEE6 Premiumではさまざまなデザインに変更することができます。
おわりに
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