「得意、不得意」ではなく「やる、やらない」で語れ

「得意、不得意ではなくやる、やらないで語れ」と僕は人生で最初の上司に言われました。

当時の会社は世間的にかなりイケイケのベンチャーで僕は幸運にもそこで働いてました。インターン生として住み込みで二か月間働いていたのですが、正社員のように一人で北海道から宮崎までお客さんのところにも行ったり、自分でお客様への説明資料を作ったりとよい経験を積ませて頂きました。(辞めて、7か月後の今でも私の資料が使われているみたいです(感動))

私の上司は学生時代に研究していたものを会社に特許を買ってもらい、それを事業化した人でした。新卒三年目にして年で10憶ほど売り上げが出る事業を作った化け物みたいな人でした。

その人の元で働いている時に僕は「初対面の人への説明が苦手なんですよね~」とさりげなく言いました。本当に、なんとなく言いました。それが気に障ったのでしょう。「苦手とか得意とか考えたことがない、やるかやらないかでしょ」と言われました。

僕は身体に電流が走りました。今まで苦手とか難しいといって言い訳を言ってきた。自分に責任はないと胸の中では思っていたのです。やるかやらないかという選択を自らすることで自らの言葉に責任を負うことを覚えた夏でした。

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