円盤投げの面白さ
「円盤投げって実際にやってみないと興味を持ってくれへんと思うわ」(ガバガバ翻訳)
オリンピックにおいて男子円盤投で4大会連続の金メダルを獲得したアル・オーターが言った言葉だそうです。
いつもお世話になっております。
円盤投げおじさんです🛸
今回は円盤投げの面白さについて、私が思っていることを書いていきます。
円盤投げは見ていて面白いのか
陸上競技のフィールド種目は、試技の場面で他の競技者から邪魔されることはほぼありません。自分がサークルやピットにいる時はその場所を独占できます。
他の競技者の結果がプレッシャーになることはありますが、自分が投げたい・跳びたいタイミングを邪魔されることはありません。邪魔されてたまるかって話ですよね。
中長距離種目でいう「風除けにされるされない」だったり、「スパートのタイミング」だったり、フィールド種目はそういう駆け引きとかが見えにくいように思います。
なので、フィールド種目は相手との勝負というより、自分が成し遂げた結果で優劣を競うので、個人的には「ハッキリとした勝敗は分かりにくいよな〜」と思っています。
しかし、屈強な選手たちが2.5mという狭いサークルの中で自身が積み上げてきた努力や授かった才能を約2秒のターンで表現する姿は力強さはもちろんですが、それを上回る美しさを感じます。
でも、この美しさを感じる気持ちが芽生えるのも、自分が円盤投げの選手だからかもしれません。あまり詳しくない人からしたら面白みが分かりづらい種目かもですね。
円盤投げはやっていて楽しいのか
これがめちゃくちゃ楽しいんです。
円盤投げの選手は円盤を遠くに投げるために日夜励んでいます。フィジカル強化はもちろんですが、身体能力を余すことなく発揮するためのフォーム研究にも励んでいます。
円盤投げの投擲距離を決める要素は5つあるとされています(詳しくは以下のリンクから)
こちらにも書かれていましたが、5つの要素の中でも「投射速度」が投擲距離を決める最も重要な要因なんですが、ただ速くターンすれば円盤が飛ぶというわけでもないのです。(詳しくは以下のリンクから)
なので選手は「自分の身体で、いかに大きく、いかに速くターンするためにはどんなターンをすればいいのか」を考えて「それを実現するには身体をどう動かせばいいのか」を考えてフォームを研究しています。
この果てしない道のりを進んでいく感じが楽しいのです。現在進行形で楽しんでいます。
円盤投げって実際にやってみないと興味を持ってくれへんと思うわ
円盤投げをやったことがない人もやってみたら楽しかったと思ってもらえた事例があります。
競技の仕組み的に面白みが伝わりづらい 円盤投げを面白く思ってもらうためには、やったことない人にやってもらうってのが大事かもしれないですね。
今まで競技者向けの講習会みたいなのはあったけど、「円盤投げ体験会」って見たことないなぁ。
円盤投げをやったことないけど興味がある方はいますか?
これからはそういうこともやっていけたらいいなぁ。
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